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有機農業を起点とした地域再構築と環境再生の記録 Vol.4

 茨城県笠間市のある地域において、”稲作を続けられなくなってしまった農地”(いわゆる耕作放棄地)を再び開墾し、美味しいお米が採れる圃場へと再生するプロジェクトを開始しました。標題の通り、有機農業を起点として地域とのつながりを再構築し、そして周辺の生物を含めた環境再生を目指しています。

 前回(Vol.1 & Vol.2 & Vol.3)までの記録は以下リンクの通りです。2025年の圃場がどのように変化していくかを想像しながら、無理なく少しずつ愉しみながらスタート。この note では、その軌跡を綴っていきます。

 2024年12月の週末から開始した活動も、12月に2回(Vol.1参照)、2025年1月は3回(Vol. 2 & Vol.3参照)の活動をしました。今回は、早くも6回目の活動です。オーナーさんと二人だけでも、「まずは、やってみようか」と始めたこの活動、着々と進捗しています。今回は息子二人を連れて参加。計9名での作業となりました。やはり人数は多い方がいいですね。作業も捗るし、会話も弾みます。

 前回(Vol.3)で制覇した”強敵エリア”の刈り取り作業はほぼ終わりましたが、草の回収が終わっていなかったので、まずは草の回収からスタート。みんなで早速手分けしてトラックに回収していきます。

前回、トラックで何度か運びましたが、まだまだあります。
粛々と運びます。
圧縮してスペース確保
この後、木の枝の回収もしました。なるべく適度な長さに切って搭載。
ロープの縛り方も何とか覚えまして。

ひと通り草の回収を終えて、続いての作業エリアはこちら  ↓
なかなか手ごわそうな様子…。

この前方にみえるエリアが今後の作業対象です。ここも圃場なのですが、木も生えてます…。
どこまでいけるか…。
木の周りには、蔓が絡んでいる状況でした。みんなで見上げています。
もくもくと作業継続。。。木の抜根は別の機会に重機を使う必要があります。
こんなものも…。(スズメバチの巣(もちろん空室です))

午前の部が終わり、ランチの準備。

圃場でいつもの通りランチ。贅沢な時間(ひととき)。
圃場で炊き立て”ご飯”
温かいスープも。
お惣菜と。
疲れも吹き飛びます。午後から作業再開。


作業後の様子。
手前の方、すっきりしてきましたかね。

作業が終わり、参加者の方が帰りがけに地元の方から声をかけられたそうです。「お疲れ様です。景観が見違えるほど良くなりました。ありがとうございました。」と…。何気なく見てくれているんですね。地域とのコミュニケーションの再構築は着々と進んでいます。

いつものジョウビタキさん。我々を観察してます。

次回あたり土壌分析結果が出ていると思うので、今後の計画も立てていきます。加えて次回は圃場拡張に伴う、水源確保のための井戸の調査等も進めていきます。次回もお楽しみに。ではまた。

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Round's Consulting
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