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2024年1月の記事一覧

最終日 2024/01/31

最終日 2024/01/31

1月最終日。営業職としては、月の売上が確定する日である。たとえば途中まで進んでいた交渉を、その日のうちに決めなければならない日だ。撒いておいた種を収穫する日とでもいえばよいのだろうか。とにかく今日はプレッシャーのかかる日だった(在宅勤務で、監視される視線がなかったとしても)。

今月は営業成績が芳しくなく、苦しいなりに数字を作っていく日々だった。売上がゼロの日を作らないようにしながら、大きく変わっ

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映画は映画館で 2024/01/30

例によって、昨夜オススメしてもらった映画を見始めたものの、風呂に入る時間になってしまって、途中で停止してしまった。入浴しながらスマホで見ようとも思ったが、小さな画面では魅力が減少してしまう作品だったので、続きは今日に持ち越すことにした。薦めてくれた友人が知ったら怒るだろうとは思いつつ、ついついだらしない鑑賞に甘えてしまう。

それにしても、「映画は劇場で見なければならない」という言説は根強い。いく

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どうして 2024/01/29

どうして 2024/01/29

数日前、ドラマ化された漫画の原作者が、意図せぬ改変に遭ったという声明を発表していた。どう進展するのだろうと見ていたら、今日になって原作者の方が亡くなったという報道が流れてきた。ネット上ではテレビ局と脚本家に非難が殺到していて、俄かに大騒動へと発展している状況だ。

つくづく思うが、なにもドラマスタッフも悪意で原作を改変しているわけではない。それぞれの哲学や嗜好を持ち寄って作品は出来上がるわけで、考

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ミスタードーナツ 2024/01/28

ミスタードーナツ 2024/01/28

携帯のアラームが8:30に鳴って、目覚めた10秒後に地震が起きた。恐怖で目が一気に覚める。揺れが収まり、震源を調べようとスマホを手に取ると、震度4のなんでもない地震だった。恋人に連絡する気も失せたので、布団を被りなおして、次に起き上がったら11:30だった。

二日酔いのアルコールで頭が痛かった。昨日の飲み会は映画の話題で、知らない題名が目の前を飛び交い続けていた。友人達が教養を深めていた時間に私

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思い出しただけ 2024/01/27

思い出しただけ 2024/01/27

今日は、先週飲みにいった先輩とまた会う予定なので、その前にオススメされた映画を観てみる。ダンサーの主人公とタクシードライバーのヒロインの恋愛モノで、別れから出会いへと遡っていく構成の作品だった。

ジム・ジャームッシュやダンサーインザダークといった映画への愛が散りばめられながら、高円寺の小劇場や新宿駅周辺が何度も登場した。夢追いのわりにやたら広いアパートと、やけに美化された「中央線カルチャー」が気

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弱肉強食に抗う 2024/01/26

弱肉強食に抗う 2024/01/26

いつも砕けたツイートをしている後輩が、珍しく真面目な記事をシェアしていた。難病のALS患者が、経済的負担から安楽死を選んだ事件に関するものだった。困窮時に働くことすらできない状況というのは、たいへん苦しいことなのだろう。その上、自死すら選べない絶望など、想像すらできない。

数時間後、今度はひろゆきのツイートが流れてきた。放火事件の裁判に関連して、「明らかに死刑になる犯罪者には治療を施す必要がなか

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意味がなくても 2024/01/25

意味がなくても 2024/01/25

昨日吐いたので、今日はコーヒーを摂らずに日本茶を淹れた。昼食はお粥にして、晩には饂飩を茹で、物足りずにクラッカーを食べた。ついつい食べ過ぎて、胃薬を飲んでから風呂に入っている。

最近は仕事が19:30頃までかかることが多く、遅くまで働くなと上司に怒られた。昨日、終業後にこっそりとSNS業務をやっていたこともバレていて、注意されたので笑ってごまかした。とにかく焦るな、働きすぎるなと念を押される。息

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らんど 2024/01/24

らんど 2024/01/24

ZAZEN BOYSの新譜を聴く。

大学時代にナンバーガールを聴き始めてから10年近く経つが、向井秀徳の新作発表日をリアルタイムで迎えるのは初めてだった。私にとってナンバガは過去の伝説で、ZAZENは TSUTAYAにCDが置いていない縁遠いバンドだった。

12年ぶりのリリースだという新譜は、テレキャスターのジャキジャキとした音が前面に出た、金属音のようなアルバムだった。歌詞が出鱈目に響くのが

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お布団を愛する 2024/01/23

お布団を愛する 2024/01/23

恋人と並んで布団に入り、「おれより布団のほうが好きなんでしょ」と揶揄ったら、「あなただって、私がいないとき一人で布団を愛しているじゃない」と返してきた。たじろいで、「何度愛したかわからない」と答えると、恋人は笑うでもなく静かになった。私は身体を寄せて、恋人の首元に顔を埋めて、肌の匂いを吸い込んだ。

干物 2024/01/20

干物 2024/01/20

午前中恋人が家にやってきて、お腹が空いたというので饂飩を茹でる。二人で啜っていると、ふるさと納税で注文していた干物の段ボールが届いた。魚はどれも大きく、ジップロックに収まらない。結局サランラップに包んで、冷凍庫に押し込んだ。

荻窪の西友にボールペンを買いに出かけた。ひと昔前は新製品が絶え間なく発表されて、新しい書き味が開発され続けていたけれど、飽和してしまったのか目新しいものは無かった。結局MO

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おもしろさはつまらなさ 2024/01/20

おもしろさはつまらなさ 2024/01/20

今日は『激ヤバ中華料理店「◯◯はじめました」』というお題だった。YouTubeで見た「仮想中華」の語が面白く、自分でも挑戦したのだった。「ヤバい」ことを想像することの過激さと、それを言葉として表現してしまう凡庸さ。おもしろさはつまらなさで、つまらなさこそおもしろさ。

文具コーナーに大喜利用の新しいボールペンを探しに行った。ジェットストリーム・サラサ・フリクション、品揃えは10年前から変わっておら

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政局 2024/01/19

政局 2024/01/19

年末から続く自民党の裏金問題で、党内の派閥が次々と解散を発表した。はじめに岸田派が口火を切り、他派閥も追随せざるをえなくなった。よくある「政治とカネ」の問題が、突拍子もない方向へ発展して、何も解決せぬまま政局になった。カオスである。

党派がなくなれば健全な民主主義が起こるように見えるが、実際には権力が一極集中が強化されるのではなかっただろうか。と、ナチスの政党解散について調べるが、ヒトラーは権力

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踏ん切り 2024/01/18

踏ん切り 2024/01/18

インプラントの申し込みをした。学生時代に虫歯で奥歯を失って、それ以来ずっと放置していたのだが、なぜか今日踏ん切りがついたのだった。気づいたら予約の電話が終わっていて、ふと我に返って緊張してしまった。

総額66万円かぁ、と(それでも格安なのだけれど)大きな買い物にしばらく震えていたが、カニエ・ウエストが歯をチタン製に総取替えしたというニュースを見て笑ってしまった。1.2億だと。

忙 2024/01/17

今日はなぜか忙しかった。忙しいときほど、その理由はわからない。理由がわかれば忙しくないのだろう。午後に外出を一件処理して、帰ってからSNSの作業をした。売上は上がっていない。だから忙しいのだろう。

日が明けても、昨日の打ち合わせの苛々を引き摺ってしまった。同僚がずっとLINEを返してこなかったので理由を尋ねると、「アカウントを消した」と明らかな嘘を吐かれた。反論するのも馬鹿らしく、すっかりヤル気

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