政局　2024/01/19

年末から続く自民党の裏金問題で、党内の派閥が次々と解散を発表した。はじめに岸田派が口火を切り、他派閥も追随せざるをえなくなった。よくある「政治とカネ」の問題が、突拍子もない方向へ発展して、何も解決せぬまま政局になった。カオスである。

党派がなくなれば健全な民主主義が起こるように見えるが、実際には権力が一極集中が強化されるのではなかっただろうか。と、ナチスの政党解散について調べるが、ヒトラーは権力を手にしてから解散命令を出したので順序が逆だ。ついでに大政翼賛会も調べたが参考にはならなかった。一極集中しないかもしれない。

夕方には、大学時代の先輩に会いに池袋まで足を伸ばした。予約していた中華屋は混んでいて、美味しかったが料理が遅かった。昔の距離感を思い出しながら喋りはじめて、そのうちふざけるだけになって、最後には何も残らなかった。店を出ても物足りず、別の中華屋へと梯子して、炒飯と餃子を分け合った。