思い出しただけ　2024/01/27

今日は、先週飲みにいった先輩とまた会う予定なので、その前にオススメされた映画を観てみる。ダンサーの主人公とタクシードライバーのヒロインの恋愛モノで、別れから出会いへと遡っていく構成の作品だった。

ジム・ジャームッシュやダンサーインザダークといった映画への愛が散りばめられながら、高円寺の小劇場や新宿駅周辺が何度も登場した。夢追いのわりにやたら広いアパートと、やけに美化された「中央線カルチャー」が気になって、素直に受け止められない作品だった。

現実に恋愛が溢れている中で、映画で恋愛が描かれるとは、どういうことなのだろうか。私は映画に恋愛の何を期待していたのだろうか。カーテンをあけると窓の外がまだ明るかった。空は実物のほうが嬉しい。