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山口宗利
2023年7月1日 15:57
けっこう難しい入門書。山内志朗氏のこの作品は、『現代思想入門』と関連して読めば解るのかもしれない。そう思いました。索引によると、ドゥルーズが11回(フーコーはおまけとして4回)登場しているが、それだけではない。テーマの存在論が、やはりハイデッガー以降の哲学と、それに先行するフッサールを思弁的実在論(ここではハーマン)で考える現代人の思考パターンが前提だと感じるからです。哲学史として、私
2023年8月1日 13:33
岩波新書とは、荘厳な文体とカテゴリーとして一般教養を、入門・発展の2タイプで表現する。なぜ、あまりにも難しい「発展」なのか。このスピノザは。ここでは悪を語ります。これって、この本に無い部分に注目することです。・書かれていること・書かれていないことここに注目すると、スピノザはアーレント論になります。2500文字。長め。アーレント研究会國分功一郎のアーレントは、スピ