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カタカナーシのルールをアレンジした / 虎に翼を観始めた / 他:近況書付 #5
カタカナーシのルールをアレンジした
市販のボードゲーム『カタカナーシ』を会社内のイベントで遊ぶにあたって、自分の趣味・思想にあわせてルールをアレンジした。
『カタカナーシ』は、外来語や和製英語などのカタカナ言葉を、カタカナ言葉を使わずに説明し合うというゲーム。公式ルールでは、解答者は正解したら得点、出題者も正解者が出たら得点、最終的に誰かが10点先取りしたらゲーム終了と、「解答の察知力」と「出題の説明力」を同程度に評価している感じがある。
対して自分は、「解答の察知力」を「出題の説明力」よりも評価すべきと考えた。このゲームに限らず、下手な説明から正しい内容を察しないといけないストレスは、説明が上手くできないストレス以上に大きいと思う。
というわけで、アレンジして作ったルールが以下のもの。
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カタカナーシ アレンジルール
① 準備
次の[1]〜[2]を行い、ゲーム開始の準備をする。
大きく番号の記載された面を上にしてカードを積み、山札を作る。
参加者全員に、カードを3枚ずつ、「ストックカード」として配る。
② 出題・解答
次の[1]〜[8]を1ターンとして、参加者全員が1回ずつ出題者になるように、ターンを繰り返す。
参加者のうち、一人が出題者、その他は解答者となる。
出題者、山札からカードを1枚引く。
出題者、引いたカードが「お題カード」か「イベントカード」かを確認する。
★ イベントカードだった場合:イベントカードの内容を宣言し、再度山札からカードをお題カードが出るまで引く。出題者、山札の一番上にあるカードの番号を確認する。
出題者、引いたお題カードに記載された言葉のうち、先ほど確認した番号と同じ番号の言葉を、カタカナ言葉を使わずに説明する。
★ カタカナ言葉を使った場合:引いたカードとストックカード1枚を場に捨て、[2]からやり直す。
★ イベントカードを引いていた場合:イベントカードの指示通りに説明を行う。指示通りの説明ができなかったら、イベントカードを場に捨て、普通に説明し直す。解答者、出題者が説明した言葉が何かを、一人一回、早い者順で解答する。
★ 誰も解答しない場合:出題者、追加の説明を行う。解答者、正解したら、出題者からお題となったカードをもらう。
★ 誰も正解していない場合:出題者、正解を開示し、引いたカードとストックカード1枚を場に捨てる。ターン終了。
③ 得点
全てのターンが終了したら、各自、所有するカード1枚につき1点を獲得する。
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簡単にまとめると、「最初に全員に3点を配り、解答時には正解すれば得点、出題時には説明が失敗すれば減点」というルール。出題は全員、同じ回数だけ行う。
イベントカードまわりについては、成功すれば出題者に点数が入るようにした。公式ルールでは得点しないことになっているけど、説明の難しさが上がっている分、成功したなら得点すべきと考えた。
公式ルールも色々考えて定められたものだと思うけど、交流が目的なら、プレイヤーのストレスにしっかり相応の報酬を与えていくルールの方がみんな楽しめて良いと思う。
ちなみに交流イベントでは、「Aさんを動物に喩えるなら何?」といった『特別な質問』をいくつか用意した上で、「得点が最も高かった人は、最も低かった人に対して、『特別な質問』ができる」なんてルールも加えた。その甲斐あって、盛り上がるイベントになった。
仕事へのやる気
『カタカナーシ』のイベントは、同期の一人が退社して帰郷するというので、思い出の一つになれば良いなと思って企画した。
その人は、自分と同じくデザイナー募集の求人を見て入社したのに、デザインの仕事をもらえていない人だった。
今まで近い境遇の同期が頑張っていたから、自分も頑張ろうと思えていたところはあった。
これでますます仕事へのやる気が下がりそうだ……。同期が退社する寂しさと会社への失望感が混ざり合って、云い知れぬ虚しさを感じる。
虎に翼を観始めた
最終回まで一ヶ月を切ったので、NHKオンデマンドに契約して、遅まきながら『虎に翼』を観始めた。
そもそも朝ドラを観るのが初めて。今作を観ようと思ったのは、周囲から良い評判が聞こえてくるし、題材的にも気になったから。
いざ観てみると、期待以上に面白い。難しい話や重い話を、深刻な部分は深刻なままに保ちつつ、笑いや感動、痛快さを入れて、軽快に仕上げているのが凄い。フィクションとは云え、史実ベースだから勉強にもなる。
実は、今の会社に入ってからというもの、すっかり新しい番組や映画を観る気力がなくなっていて。観るのは昔から好きなシリーズ物やジャンル物くらい。でも、『虎に翼』は作風が軽快だし、1話15分だから、とても観やすい。これなら普通にもっと前から、ちょっとずつ観ていけば良かったかも。