朗読「蜘蛛となめくじと狸」宮沢賢治
宮沢賢治。
私の朗読チャンネルは「宮沢賢治」で始まりました。
朗読チャンネル第一作目はこちら。
そして今回またしても宮沢賢治の作品を朗読しました。
今まで、短い詩の朗読をメインにやって来たのですが、今回初めて30分超えの作品に挑戦してみました。
・・・死んだ。 Ω\ζ°)チーン
朗読する作品に、いつも文字や絵もつけるんですが、さすが30分もある作品。書いても書いても書いても書いても果てしなかったです。
朗読の方も、登場人物が何人も出て来るのは、言わずもがな難しいし、こっぱずかしいし大変でした。おまけに変な歌っぽい箇所に、これまた自分勝手な節をつけて歌っている、とても恥ずかしい作品です。
一方、書く方の表現で、この作品、主人公が3人出てきますが、三者三様の書体を表現してみたつもりですが、全部私が書いているので、一つ目の隷書と二つ目の楷書の区別が、後から見返してみると書いた当人もあまり区別がつきません・・・(;^_^A
蜘蛛部分の背景は、森の楢ノ木に巣をかけてる赤い蜘蛛ですが、夜の表現にしたら字が見にくくて、途中で心が折れそうになりつつ、もう一度書き直す気力もなく、そのまま行った残念な代物・・・。
なめくじパートの背景も、「なめくじ 巣」でインターネットで調べても出てこなかったので、まあありがちな土と葉っぱ。とりあえず蜘蛛パートでやらかした教訓から、銀(灰色)の字が、それなりに引き立つようにということだけに特化して作った背景。何も考えず書ける楷書が字的には書いてて一番楽だったパート。
狸パートの背景はお寺のお堂風にしようかと思いつつも、画力がアレだし、文字を茶色と決めていたので、木材ものは一切追加すまいと蜘蛛パートの教訓(←よっぽどこりごりしてる・・)から、背景にこだわると失敗する、と思っているのでこうなりました。
行書以降(楷書、行書、草書・・という段階をイメージしながら言ってる)は、やっぱり誤魔化しが利かない事を痛感しながらも「三者三様」という見る人は誰も気にしないだろう、つまらないこだわりの為に、字がダメだなとわかりつつ決行。
ま、いいいい。どうせ上には上が下には下が。自分は永遠の中間地点。
というわけで、こちらの記事は、書道アート部としての作品展示でした。
Youtubeは30分もあるので、絵や字はほっといて家事のお供にでも聞いていただけると幸いです。