水をアップデートするという考え方とは? 生活の質を上げる工夫(ミラブルの活用)
「ウルトラファインバブルという気泡が家族全員の生活の質を上げるということか」
2021年に新たに我が家に導入したものについて書いてみます。それはシャワーヘッド。「たかがシャワーヘッド?」と思われるかもしれませんが、これがもたらしてくれるものは生活の質への影響として非常に大きいと感じます。
今回買ったシャワーヘッドはお値段も約4万円となかなかのものです。このシャワーヘッドを導入した「視点」について考えをまとめてみたいと思います
ウルトラファインバブルがもたらすもの
今回購入したものは「ミラブル」というシャワーヘッドです。肌に油性ペンで書いたものが洗剤無しで簡単に消える、というTVCMでご存知の方も多いと思います。サイエンス社が発売しているシャワーヘッドですね。
この商品の魅力は「ウルトラファインバブル」という気泡を生み出せるところにあります。1ccの中に約2,000万個の気泡を生み出せるシャワーヘッドです。
餅は餅屋ですので、詳しくはこちらをご参考ください。
そして、効果実感についてはこちらの記事で分かりやすく紹介されています。ご参考ください。
私はサイエンス社の人間でも何でもないので、「ミラブル」という商品そのものを全力でおススメすること自体にはあまり意味を感じていませんが、今回のnoteで共有したいのはこの商品を我が家に導入した「視点」です。
「常識(習慣)」を疑う
その視点とは「常識(習慣)を疑う」ということです。私はこの商品を買う前までは、そもそもこの商品に対しては賛成も反対もなくニュートラルなスタンスでした。たまたま体験する機会があり、実際に手の甲に塗った黒いマジックが消えるのを自分の肌で経験し、その効果を実感しました。
しかし、この経験をしたからと言って、「よし!じゃあ買いましょう」とはなりません。なんせ4万円近くするものです。プラスチック製のシャワーヘッドが4万円というのはどう贔屓目に見ても「ちょっと高くない?」という印象です。
ただ、このシャワーヘッドがもたらすものを冷静に考えてみました。このシャワーヘッドが我が家に提供する「モノ」としてはシャワーヘッドとそのヘッドから生み出されるウルトラファインバブルです。このバブルは毛穴の1/3以下の小ささの気泡です。つまり頭皮、皮膚に当てることで、毛穴に入り込み汚れを洗い流してくれます。
実際に使ってみると、なるほどの爽快感です。風呂上がりに鏡を見ると鼻筋にハイライトの光の線が入ります。漫画で言うと「キラーン!」と擬音が出るほど、ピカピカになるのでびっくりします。
このシャワーヘッドから得るものは「気泡」ですが、その「気泡」は様々なメリットを生み出します。
・シャンプーなどのヘアケア用品が不要になる
・ボディソープも不要になる
・温浴効果でぬくもる(快眠につながる)
・肌の水分量が上がる(アンチエイジング)
・節水できる(約50%)
・家族全員の髪の質、肌の質がよくなる
中でも私が注目したのは「シャンプー、ボディーソープがいらない」という点です。これは個人の価値観にもよるので完全に使わないで良いかどうかは断定できませんが、少なくとも私は使用する頻度は激減しそうです。お湯だけでキレイになります。(なんせマジックインキが消えるほどの洗浄力です)
これはこの先の人生で消費したであろうヘアケア関連の日雑費用が大幅に減るという経済効果のメリットがまずあります。しかし、それ以上に意味があるのは「カラダを洗剤で洗わなくて良くなる」ということです。
今まで、お風呂に入ればシャンプー、ボディーソープで洗うことが当たり前だと思っていました。しかし、冷静に考えると、「洗剤で洗う」ということは頭皮や肌に負荷をかけているということです。
以前、「中国では野菜を洗うための洗剤を売っている」というニュースを見て、「嘘でしょ?」と思ったことがあります。日本では野菜は水で洗うのが当たり前ですが、洗剤で洗った野菜など食べたくないと思ったものです。
でも自分の体はどうでしょうか?毎日洗剤でゴシゴシ洗っています。これは本当に正しい姿なのか?界面活性剤でゴシゴシ洗うことは体にとっては決して良いことではないはず。もし水やお湯だけでキレイになれるとしたら?実際このシャワーヘッドに変えることでアトピーの症状が治まるというケースも多いそうです。
そんな「常識」をひっくり返してくれたところに、私はこの商品の魅力を感じました。
水をアップデートする
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)つまり生活の質を上げる上で、今回テコ入れしたのが「水」です。とてもシンプルですが、毎日使うものです。
例えば高級なフレンチのレストランでフルコースを食べる、ハイエンドモデルの車に乗る、高級な腕時計をするなども、生活の価値を上げることに少なからず寄与すると思いますが、接触頻度の多いモノをアップデートするのが生活への寄与度は大きいように思います。
社会人1年目の時に先輩から教わった言葉があります。「新入社員1年目でフェラーリは買えない。でも日本一高級な鉛筆は買える」。当時、広告の企画を考える仕事に就いていた私にとって、最高の鉛筆から最高の仕事が生まれるのだと教わりました。そして最高の鉛筆は社会人一年目の給料でも容易に買えます。
この助言にある「鉛筆」は「いつも手にするモノ」のメタファーです。いつも手にするモノの質を上げることで、生活の質を高めることができるという意味ですね。
日々の暮らしで言うと、お茶碗やお箸、寝具、枕などもそうかもしれません。毎日手にするモノの質を上げることで、生活全体の質を効果的に上げられるのだと思います。
まとめ
今回は「水をアップデートする」ということをシャワーヘッドを変えることでトライしてみました。実際に使うと、肌が若返るような感覚があり、今のところ満足しています。
この効果はおそらく数年後に今以上に有り難みを感じることになると思います。「あの時シャワーヘッドを変えといて良かった」と髪と肌を見ながらしみじみ振り返る未来を期待したいです。
そしてこのシャワーヘッドの交換は、この先の家族全員の「脱洗剤生活」につながり、ひいては家族みんなの健康な髪、頭皮、肌の維持につながると思います。
「水」は生活の中ではなくてはならない重要なライフラインです。その質を高めることはQOLを大きく向上させるアプローチなのではないかと思います。とはいえ、4万円は決して安くはありません。それがもたらすメリットを冷静に見極めて、もしご興味のある方は検討されてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。