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すべての感情を愛して生きる〜映画「インサイド・ヘッド2」の世界観〜

本日の言葉。

「心情は理性の知らないところの、

それ自身の道理を持っている」
(パスカル)


映画「インサイド・ヘッド2」について

インサイド・ヘッド2


私は久しぶりに映画を観ました。

映画は「インサイド・ヘッド2」です。

ディズニー&ピクサー制作のアニメーション映画ですよ。

アニメーション映画鑑賞は、「鬼滅の刃」以降、3年ぶりです。

主人公はライリーという中学生の女の子です。

思春期の子どもの感情変化を様々な感情キャラクターでコミカルに表現した映画です。

見ていて、ユーモアの中に共感を覚えた秀作でした。

全世代にオススメの映画ですよ。

登場した感情キャラクター



1.ヨロコビ(JOY)


常にポジティブで前向き。ライリーの幸せを願い、彼女の不安にさせるものを取り除こうとする。

2.カナシミ(SADNESS)


泣きたい時や悲しい気持ちにそっと寄り添う心優しさがある。

3.イカリ(ANGER)


曲がったことが嫌いで、負けん気の強い性格。熱い闘争心を持っている。

4.ムカムカ(DISGUST)


ライリーの嫌いなものを断固拒否する役割。髪型やファションにこだわりを持ったおしゃれさん。

5.ビビリ(FEAR)


類まれなる危機察知能力であらゆる危険なものからライリーを守ろうとする。

6.シンパイ(ANXIETY)


常に最悪の未来を想像し、失敗に備えたあらゆる準備をすることが得意。

7.イイナ(ENVY)


常に誰かを羨ましがっている。人と同じであることを望んでおり、周囲になじむことが得意。

8.ダリィ(ENNUY)


スマホを手放さない、気怠げで面倒くさがり屋。周囲の雰囲気に飲まれず、冷静に行動できる。

9.ハズカシ(EMBARRASSMENT)


恥ずかしがり屋で、いつも顔を隠している。周囲をよく見ていて、困っている人を見かけたらさりげなくサポートする優しさがある。


すべての感情を愛するということ


すべての感情を愛することは、自分自身の長所も短所も愛すべき存在であることに通じるど思います。


映画を観て感じたのは、お互いの感情が長所と短所の両方を兼ね備えていることです。

今回、主人公が思春期に突入する時、シンパイ、イイナ、ダリィ、ハズカシ、という4つの感情が増えました。

大人に近づくにつれ、誰もが将来の「シンパイ」をしたことと思います。

他人と比べ、「イイナ」と嫉妬したり、学校生活に「ダルさ」を感じたり、クラスメートの前で先生に怒られて「ハズカシ」経験をしたことでしょう。

「ヨロコビ」優位のまま大人になったら、楽天的になり過ぎて、努力しなくなるでしょう。

「カナシミ」優位になると、ちょっとしたことで心が折れやすくなるかもしれません。

「イカリ」優位だと、攻撃的になり、多くの人を傷つける可能性が高くなります。

「ムカムカ」が過ぎると、孤立しやすくなるかもしれません。

「ビビリ」過ぎると、臆病になって、将来、何もできなくなるでしょう。

大人になるって、様々な感情のせめぎ合いの中で生きることなんだよね。

だから、悩み、葛藤し、人生の決断を積み重ねて成長していく。

様々な感情があることこそ、人間らしさ、つまり、自分らしさの礎になっているのよね。


最後まで読んでいただきありがとうございます😊



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