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SNSとの付き合い方~ネット・リテラシーを意識しよう~


本日の言葉。

「幸と不幸との差は、
 その人が人生を楽しく明るく見るか、
 敵意を抱いて陰気に見つめるかの差である」
 (メーテルリンク)


SNSとの出会い


私の場合、約10年前に、X(旧:Twitter)からSNSとの付き合いが始まりました。

Xを始めた目的は、仕事で役に立ちそうな情報を得るためでした。

探索情報のターゲットは、医療領域でしたので、発信者は、医師をはじめとする医療従事者が中心でした。

発信内容は、業務関連の論文や研修会及び学会の案内でしたので、個人情報とは無縁な一般情報が中心でした。

SNSの効果として、職場のみの環境と比べ、より広範囲でかつ多くの情報を得ることができました。

さらに、行動範囲が広がり、職場以外の新しいつながりも増えました。


SNSの今


現在、メディアの中心は、TVからSNS、動画配信に移行しているようです。

後者の情報発信者は、有名人だけではなく、一般市民も多くなっています。

それに、スマホのおかげで、写真、動画が簡単に撮影可能になり、指でタッチするだけで、気軽に配信できるようになりました。

最近、SNSを拝見して気づいたことは、気軽に発信できるがゆえに、眉をひそめたくなるような内容が増えていることです。

「人の不幸は蜜の味、人の幸せ癪の種」を堂々とSNSで公表しちゃってる人たちのなんと多いことか・・・。

要は、他人へジェラシー(嫉妬心)を向けているのです。


だから、自分より目立つ人、もしくは幸せそうに見える人を貶めようと、
SNSで誹謗中傷するのです。
(幸せそうに見える人ほど、陰で努力や苦労している場合が多いのに)


誹謗中傷の被害者・加害者にならないためにできること


1.ネガティブ感情の時はスマホを見ない


イライラしたり、怒りなどのネガティブ感情に心が支配された場合、身近にあるものに八つ当たりしがちです。

一時的な怒りのせいで、誹謗中傷の加害者となり、被害者や加害者の人生を台無しにするのはやってはいけません。

ネガティブな感情が抑えきれない時は、スマホから離れましょう。

イラついた時に効果があるのは、体を動かすことです。

身近にできるのは、深呼吸。

体力に余裕があれば、歩行や掃除、片づけも気分転換に良いです。


2.見る情報を選択する


私がよく見るのは、医療情報、天気、プロ野球です。

プロ野球は、日本ハムのXやインスタグラムを見ています。

私が心掛けていることは、日本ハムが試合に勝った時のみ、SNSを見るようにしています。

理由は、ポジティブなコメントが多くなるからです。

チームや選手の活躍をほめたり、応援するコメントは、読んで心地よくなりますからね。


3.ネット・リテラシーを意識する


ネットリテラシーとは、インターネット・リテラシーを短縮した言葉で、インターネットの情報や事象を正しく理解し、それを適切に判断、運用できる能力を意味します。
インターネット上におけるトラブルに巻き込まれないように、次のことに注意してください。


1 ネットは世界中の人が見ている

TwitterのようなSNSでは、基本的にその発言が全世界に公開されています。
一方、友達登録が前提となるLINEをはじめとするSNSは、一般的に仲間同士の内輪話のように思われていますが、思わぬところからその発言や写真が外に出てしまうこともあるので注意が必要です。

2 ネットの情報を鵜呑みにしない

SNS等に書き込まれた情報は、その真偽を誰も保証してくれません。
例えば、今ネットでやり取りをしている相手が男なのか女なのか、歳はいくつなのかなど、私たちにそれを確かめる方法はありません。
そのため、不用意にネット上で知り合った相手と会うことは、何らかのトラブルに巻き込まれるおそれがあり危険です。

3 面と向かって言えないことはネットでも言わない

ネットでの発言は相手の顔が見えないので、ひどい言葉を抵抗感なく使ってしまいがちです。
これは相手も同じであり、ひどい言葉を使うと、さらにひどい言葉が返ってきて、その罵り合いが泥沼のような応酬に発展することがあります。

4 ネットに一度出たものを全て回収することは不可能

ネットに掲載された発言や写真は、それを閲覧した人が自由にコピーできます。
そのため、なにか問題があったときに元の発言等を消したところで、ネット上には無数にコピーが存在していると考えるべきであり、これらをすべて消し去ることは実質的に不可能です。


5 ネットでおこなったことは通信事業者に記録が残っている

自分ではこっそり行動しているつもりでも、電話会社には契約したユーザーがネット上でおこなった行動が通信記録という形で残されています。
犯罪予告などをした人が警察に逮捕されてしまうのはそのためです。
つまり「ネットは決して匿名ではない」ということを理解しましょう。


参考資料
千葉県警察ホームページ


最後まで読んでいただきありがとうございます。















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