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2021年7月の記事一覧
Panopticon / ...And Again Into The Light
Panopticon(パノプティコン)は2007年にケンタッキー州ルイビルでオースティン・ランによって設立されたアメリカのブラックメタルバンドです。本作は2021年リリースの9作目。もともと一人ブラックメタルプロジェクトで、すべての楽器をランが演奏するスタイル。そのあと、ツアーメンバーを拡充していますが、本作も基本的に一人での作成です。
音楽スタイルはオーソドックスなブラックメタルの要素を特
Jane Getter Premonition / Anomalia
'98年にCDデビューし、これまでソロ3作をリリースしている、米(NY)の女性ギタリスト、ジェーン・ゲッターが、新たに結成したリーダー・バンドのサードアルバム。「アヴァン/エクスペリメンタル/テクニカル要素を融合/反映したCross Over/Fusion路線をベースにしつつ、前作でも味わえた自身のギタリストである要素とヴォーカルまで柔軟に取り入れてのメロディアス/ロック志向をさらに押し出した
TRIBULATION / Where the Gloom Becomes Sound
トリビュレーション(日本語の意味は”苦難”)は2005年結成、2009年デビューのスウェーデンのバンドです。ダークメタルと呼ばれ、ゴシックやデス、ブラックメタルなどを組み合わせた音楽性。本作が5作目で、一部エレクトロニカであったりスウェーデン語の歌詞も取り入れているそう。アルバムタイトルはドイツのダークウェイヴ・ユニット、Sopor Aeternus & the Ensemble of Sha
Mega Bog / Life, and Another
US、シアトルの女性SSW、Erin Birgy(エリン・バージー)によるプロジェクト、MEGA BOG。2009年にこの名義で活動をはじめ、現在はLAにて活動中。本作が5作目のアルバムです。個人的なパートナーでもあるジェームズ・クリフチェニア(ビッグ・シーフ)との共同プロデュース。Bandcampのリリース文に書かれたアルバムナラティブ(アルバムの物語)によると、互いのツアーですれ違いの生活
The Orange Peels / Celebrate the Moments of Your Life
オレンジピールズは1990年代の世界的なインディーポップ、インディーロックブーム(いわゆるオルタナティブブーム)の頃にデビューしたUSのバンドで、本作が8作目。サイケデリア、オーケストラルポップ、プログレッシブロック、エレクトロニックミュージックを探求するために、これらのジャンルの境界を越えて自らのポップの領域を広げてきました。トッド・ラングレン、プリファブ・スプラウト、ザ・ポウジーズ、ビッグ
Space Chaser / Give Us Life
ジャケットがターミネーター。SF感あふれるいいジャケットですね。”あの頃”のメタルの感じが薫り立っています。これは聞くしかないでしょう。
Space Chaserはドイツのスラッシュメタルバンド。N.W.O.T.H.M.(New Wave Of Tradisional Heavy Metal)の流れになるのかな。UK(北アイルランド)のGama Bombとかにも近い、オールドスクールなクロス
Powerwolf / Call of the Wild
ジャーマンパワーメタルバンド、POWERWOLF新作。2021年リリースです。2003年にドイツで結成されたPOWERWOLFはもともとストーナーロックバンドだったレッドエイム(Red Aim)のメンバーによって結成。Metal Hammer誌の「今年のベストアルバム」や「最有望新人賞」など、多くの賞を受賞しています。ゴシックなメイキャップを行っており、スウェーデンのghostに繋がる世界観も。ジ
もっとみるOphidian I / Desolate
Ophidian I(オフィディアン アイ)はアイスランド、レイキャビクで活動するテクニカルデスメタルバンド、本作は2作目。どうもアイスランドのテクデス界隈の技巧派プレイヤーが集まったスーパーバンド的なバンド、なのかな。あまり情報がありませんが、ふと1曲目を聴いたらあまりのカッコよさと勢いにぶっ飛んだのでアルバムレビューして聴き込んでみたいと思います。では行きましょう。
活動国:アイスランド
ジ
Cola Boyy / Prosthetic Boombox
マシュー・ウランゴ(Matthew Urango)、別名コーラ・ボーイ(Cola Boyy)は、カリフォルニア州オックスナード(マッドリブとアンダーソン・パークの故郷)出身のマルチインストゥルメンタリスト兼歌手です。白、黒、ヒスパニック、ネイティブアメリカンの家族の多文化ミックスで育った彼の逸脱したディスコは、ロック、ソウル、ファンク、パンクの精神とラテン系のグルーヴをブレンドしています。
ウラ
St. Lenox / Ten Songs of Worship and Praise for our Tumultuous Times
St. Lenox(セント・レノックス)はアジア系(韓国)のアンドリュー・チェ(Andrew choi)※のソロプロジェクトで、USインディーポップユニット。セントレノックスはアンドリュー・チェの他、コロンバスとニューヨーク市のミュージシャンのローテーションリストで構成されています。AllMusicはこのプロジェクトを「2010年代後半に、最もユニークで型破りなスリル満点のポップミュージックを
『TIRANNO~暴君ネロにまつわる作品集』 / ケイト・リンジー、ジョナサン・コーエン&アルカンジェロ
ふと、クラシックが聞きたくなってチョイス。Allmusicで五つ星の新譜があったので聞いてみました。オペラ集。古代ローマ皇帝、暴君ネロにまつわる歌曲集のようです。主役のKate Lindseyは1980年生まれ、2015年レコーディングデビューのアメリカ出身のメゾソプラノ歌手。2010年にシアトルオペラの年間最優秀アーティストであり、メトロポリタンオペラのリンデマン若手アーティスト育成プログラムの
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