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【中日】FA権行使のソ・石川柊太投手の獲得調査報道なし 浮かび上がる戦力外通告受けた投手の名前 ~11/9~

ソフトバンクの石川柊太投手が国内FA権を行使しました。人的、金銭の補償がないCランクとみられていることから、争奪戦になることが予想されます。

育成出身の32歳右腕は今季、15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56と好成績をマーク。2020年には最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、先発が欲しい球団には魅力的です。

中日も補強ポイントを考えれば、石川投手の獲得に乗り出してもおかしくありません。しかし、ここまで獲得調査の報道はありません。

FA市場に参加しないと仮定すれば、新外国人選手や他球団から戦力外通告を受けた選手の獲得が現実味を帯びてきます。

そう考えた時、1人の選手の名前が浮上します。


三浦瑞樹投手の魅力

ソフトバンクから戦力外通告を受けた三浦瑞樹投手です。

25歳の左腕は、今年の7月に支配下枠を勝ち取ると、1軍で5試合に登板。いずれも1イニングのみでしたが、防御率0.00でシーズンを終えました。

2軍では主に先発として15試合に登板し、3勝3敗、防御率1.60の好成績。

三浦投手の武器は安心して見ていられる制球力で、スライダーやチェンジアップといった変化球も絶品。

何故、戦力外通告を受けたのか不思議なくらいの好左腕で、今オフは他球団からオファーが舞い込むことは間違いありません。

ドラフト上位で即戦力左腕獲得も

中日は今年のドラフト会議で金丸夢斗投手、吉田聖弥投手と即戦力候補の左腕を指名しました。

ドラフト1位、2位と立て続けに左腕を指名したことから、球団や井上一樹監督のビジョンがハッキリ見えました。

ただ、心配なのは故障。昨年のドラフト1位・草加勝投手の状況を踏まえれば、焦って開幕ローテーションに組み込むことは考えにくいです。

各選手に適した調整で1軍の枠を勝ち取るのであれば問題ありませんが、多少は球団も首脳陣も慎重になることが予想されます。

先発陣の強化が必須なチーム状況を考えると、三浦投手は補強ポイントに合致した最適な投手です。

FA市場に参加しないなら・・・

ただ、投手不足に悩む他球団も三浦投手を狙ってくることは確実。

争奪戦に敗れる可能性は十分にあり、新外国人選手に頼るプランも考えられます。

一方、FAで人気を集めそうな石川投手は、今季の推定年俸1億2000万から大金が動くマネーゲームに発展する可能性があります。

石川投手の年齢(32歳)、大金が必要になる可能性を考えれば、FA市場に参加しない理由は分かります。

今後、石川投手の獲得調査に乗り出す可能性もありますが、現状のままなら三浦投手の獲得に狙いを定めている可能性があります。

一体、井上竜の初年度は、どのような補強をみせてくれるのでしょうか。

【参考サイト】


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