ブレ軸ライティング論Vol.8 ～主観と客観のバランスで作る心地よい距離感～

こんにちは、やらぽんです！😊

お届けしている「ブレずに自分軸で生きるためのライティング論」、略して「ブレ軸ライティング論」。第８回目の今回は「主観と客観をどうバランスよく取り入れるか」についてお話しします！

文章を書くとき、「どれだけ自分らしく伝えるか」と同時に、「どうすれば読者にしっかり響くか」も大事なポイントですよね。このとき鍵になるのが、「主観」と「客観」をうまく使い分けて文章の距離感を調整することなんです。

それでは、早速見ていきましょう！

主観と客観、それぞれの役割って？

まずは、「主観」と「客観」がそれぞれどんな役割を持つのかをおさらいしましょう！

主観とは？

主観は、自分の感情や経験をもとにした視点のこと。「私はこう感じた」「こういう経験があったからこう思う」といった、自分らしさが前面に出る部分ですね。

例：
「自分軸を見つけるために、何度も失敗を重ねました。でも、その失敗があったからこそ、今の私があります。」

主観的な表現は、感情が伝わりやすく、読者に親近感を与えやすいのが特徴です。

客観とは？

客観は、事実やデータ、第三者の視点をもとにした視点のことです。冷静で論理的な文章は、読者に信頼感や説得力を与えます。

例：
「研究によると、目標を紙に書き出すと達成率が30％以上向上するそうです。」

客観的な表現は、自分の意見を裏付ける力を持ち、説得力を補強するのに役立ちます。

主観と客観を使い分けるとどうなるの？

主観と客観は、それぞれ異なるメリットを持っています。どちらかに偏りすぎると、以下のような課題が出てきます。

• 主観だけだと、「独りよがり」な印象になりがち。

• 客観だけだと、「冷たく堅苦しい」印象を与えることも。

バランスよく使うことで、文章に説得力と親しみやすさの両方を持たせられるようになります！

主観と客観のバランスを取る3つのコツとは？

では、具体的にどうやって主観と客観のバランスを取ればいいのでしょうか？ここでは３つのコツをお伝えします。

1. 主観で引き込み、客観で信頼感を補強する

文章の冒頭や読者に親近感を持ってもらいたい部分では主観を使い、説得力を補強する部分では客観を加えると効果的です。

例：
「私もかつて、自分の考えがまとまらずに悩んでいました。そんなとき、目標を紙に書き出してみたんです。不思議と気持ちが整理されて、冷静に進むべき道が見えてきました。実際、研究によると目標を文字にすることで達成率が30％以上も向上すると、言われています。」

2. 客観で説明した後に主観で親しみを添える

逆に、客観的な情報で信頼感を示した後に、主観的な意見や経験を加えると、読者に親しみを持ってもらえます。

例：
「統計によると、日本人の3人に1人が『自分らしい生き方』を模索しているそうです。私自身もそのうちの一人でした。どうすれば自分軸を持てるのか、長い間悩みましたが、小さな気づきを積み重ねることで、ようやく自分らしさが見えてきたんですよね。」

3. 主観と客観を交互に使ってリズムを作る

主観と客観を交互に配置することで、文章にリズムが生まれ、読みやすさがアップします。

例：
「自分軸を見つけるには、自分の価値観を明確にすることが必要です。たとえば、自己分析をすることで、どんなときに自分が一番幸せを感じるのかを把握できます。私もこれを試してみて、自分が本当に大切にしたいことが、少しずつ形になっていきました。」

主観と客観を活かしたライティング例は？

主観→客観の流れ

「自分らしい生き方を見つけるのは簡単なことではありませんよね。私自身も試行錯誤の連続でした。でも、目標を明確にするだけで大きな変化がありました。ある研究では、目標を紙に書き出すだけで達成率が30％以上も上がるそうです。」

客観→主観の流れ

「人は1日に約6,000回以上の思考をしているそうです。この数字を知ったとき、私は自分の頭の中がどれだけ忙しいかに気づきました。それから、自分の考えを整理する時間を作るようにしています。」

まとめ：距離感を意識して読者に寄り添う文章を！

主観と客観をうまくバランスさせることで、読者にとって親しみやすく、かつ信頼感のある文章が書けるようになります。

この距離感を意識して、自分軸を保ちながらも読者に寄り添った文章を目指してみてくださいね。

次回は「文章の余韻を残すテクニック」についてお届けします！最後の一文が心に残るようなライティングのコツをお楽しみに。

それでは今日も、「主観」と「客観」の距離感を意識して、自分らしい文章を楽しみながら書いてくださいね！😊

ってことで、今回は
「ブレ軸ライティング論Vol.8 ～主観と客観のバランスで作る心地よい距離感～」自分軸を深めるためのライティング論シリーズ８回目でした！😊
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。

では！

視点変え　　距離感測り　　のほほんと

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