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闘病で阪神タイガースを退団した軌跡のバックホームの横田慎太郎サンの旅立ち

あなたは「軌跡のバックホーム」という自伝的エッセイや、間宮祥太朗さん主役でドラマ化された同名タイトルのドラマの存在を知っていますか?

「軌跡のバックホーム」は、彼が野球人生に幕を下ろすことになった引退試合で見せたファインプレーに名付けられたもので、短かった6年間のプロ野球選手としてのプレーの中でも、ベストプレーと自身が言い切ったもの。

阪神タイガースで2014年から6年間という短すぎたプロ野球生活を送った横田慎太郎さんは、病に倒れながらも常に野球を愛し、一軍への復帰を信じて闘い続けましたが、2019年にまだ28歳の若さで現役を引退したのです。

阪神タイガースにドラフト2位の指名を受け、18歳でプロ野球界に飛び込んだ横田さんは、その後の期待を背負いつつ、その恵まれた身体と野球センスを期待された大型外野手でした。

そんな期待の中で、これからと言うときにプロ野球人生に暗雲が立ちこめることになったのです。

2017年に、彼が感じた異常な頭痛と視界の異常は診断結果、脳腫瘍という病気は彼にとっても、阪神タイガースファンにも、そして日本中のプロ野球ファンにも、少なからず衝撃を与えました。

彼は再度現役で活躍するという希望を持って、術後のリハビリ生活という新たな闘いを始め、プロ野球復帰への情熱を燃やし続けました。

でも残念ながら視力は回復せず、実戦への復帰は叶わないことになり、最終的には自らの決断で6年間というプロ野球人生に、ピリオドを打つこととなりました。

その最後の舞台である引退試合で、横田さんは野球界にとっても、自身にとっても忘れられない奇跡を起こしたのですね。

最後の試合に8回2死二塁からセンターの守備に入った彼は、本塁への鮮やかなノーバウンドの本塁送球でバックホームを行ない、守備を見事に果たしました。

この奇跡のプレーは、彼が病魔と闘いながらも最後まで諦めなかった彼の不屈の精神を証明するようなプレーでしたが、引退セレモニーでは、そのベストプレーができたことの喜びを噛みしめていましたね。

この横田さんの脳腫瘍発覚から闘病と手術後のリハビリを経て、引退試合での「軌跡のバックホーム」と名付けられたプレーは、野球界に語り継がれる感動的な実話として自伝的エッセイとして書籍化されたのです。

そのあと、その自伝的エッセイ「軌跡のバックホーム」は間宮祥太朗主演でテレビドラマ化されて放映されたので、ご覧になった方も多いと思います。

ドラマでは横田さん役の俳優・間宮祥太朗の熱演により、彼の野球との向き合い方が多くの人々に感動を与え、病魔と闘いながらも決して諦めない野球人としての生涯が、感動的に描かれていたのは記憶に新しいところです。



彼、横田慎太郎サンは、私が通っていた高校の地元で生まれ、28歳という短すぎる人生に幕を閉じてしまいましたが、その地元で行なわれた告別式には1,000人の弔問客が訪れて別れを惜しんだそうですよ。

ここからは、名残を惜しむ弁士の語りをお届けいたします。


さあ、聞いてくださいよ、野球選手・横田慎太郎さんの話を。
何とも勇敢な男でしたよ、彼は。
阪神で14年から6年間プレーしたんです。

あれよあれよという間に、28歳で現役引退してしまったんですよ。
でも、それまでの彼の人生は、闘いと愛情と奇跡の物語だったんです。

ほら、18歳で阪神に飛び込んだ時のことを思い出してみてください。
頼もしい若者だった彼は、すぐに期待の星となりました。

しかし、翌年、彼の身に「脳腫瘍」という運命の暗雲が迫ってきました。
それでも彼は頑張って、病と闘い、一軍復帰を目指したんです。

そして、彼の最後の試合。
何とも心を揺さぶるシーンだったんですよ。

一塁への美しい送球で試合を締めくくったんです。
この最後のプレーは、まさに「奇跡」だったんです。
引退セレモニーでは、笑顔溢れる彼を仲間たちが胴上げしたんです。

それから、彼の人生は感動的な本になり、さらにはテレビドラマにもなったんですよ。
ドラマでは俳優の間宮祥太朗さんが、彼の役を見事に演じて、視聴者たちの涙を誘いました。

そう、彼の人生は、挫折や再起、病との闘いを乗り越えて見つけた一片の奇跡の物語だったんです。

横田慎太郎さん、彼の生涯は、短いながらも光り輝く一片の奇跡でした。
その闘いと最後の「奇跡」に敬意を表するために、この物語を語り続けるんです。

がんばれ~~~横田慎太郎選手~~~!!

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横田慎太郎サンのご冥福をお祈りいたします。


ってことで、今回は
闘病で阪神タイガースを退団した軌跡のバックホームの横田慎太郎サンの旅立ち」という我が郷土鹿児島の若者の残念な旅立ちの報告でした。😰
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

願わくば  病魔退散  のほほんと


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