思考や行動の断捨離をする前に無用の用の効用を忘れないようにしたい
年が変わったばかりなので、新しいことに挑戦しようと計画を立てたり大きな夢に向かって抱負を胸にしている人も多いでしょうね。
現状をどうにかするために新しいことに取り組むことも大事。
だけど自分自身や自分の環境や自分の生活など、自分に関することを変えたいというのなら、何も新しいことに挑戦しなくても、これまで当たり前のようにやり続けてきたことを止めるという決断も、一考の余地があります。
新しく加えることで変えるのではなく、これまで当然のように続けてきた習慣を見直して、断捨離することも変化するための方策になると思います。
そもそもが変える必要があるのか、ということから突き詰めなきゃいけないことだと思うけど、新年だからといって変えれば良いというものでもない。
無駄なことは止めれば良いのだけど、無駄であるかどうかは簡単に決められないし、わからないというのが本音じゃないかと思うのですよ。
ずいぶん時が経過してからじゃないと、ことの是非は判断できないというケースだらけなので、今は無駄なことに思えても後から振り返ったときにあのときがあったから、っていうことは良くある話ですもんね。
だから新しく何かを始めて加えることと同じように、これまで当たり前のように続けてきた習慣を取り止めることも、自分の生活に変化を招き寄せるという点では忘れたくない視点だと思います。
さて、よく使われる言葉に「無用の用」というものがあります。
この無用の用は一見、役に立たないと思われるものが、実は非常に大切な役割を果たすことを言い表すわけですが、私たちの生活でも一見意味がないように感じるものが、実は重要な役割を担っていることが多いのですね。
わかりやすい例でたとえると、私たちの住居における和室という部屋の存在の意味や効用について考えてみると、まさにこの無用の用が当てはまることに気づいて貰えるのではないでしょうか。
普段は使わないスペースに感じられても、空間として存在することで開放感をもたらしたり、急な来客を迎える場に変わったり、お茶の間やリビングとは異なる雰囲気で心を落ち着かせたりと、まさに無用の用の実例ですよね。
こんな例が他にもあると思うので、自分の中で自己変革を目指すときに無用の用の効用を思い出すことで、捨ててはいけないものまで断捨離することが無いようにしたいものですよね。(^_^)b
変わりたいのなら、新しく何かを始めることと同じように、これまで続けてきたことを思い切って止めてみる。
止めることで新しい視点に目覚めたり、新しくゆとりの時間が生まれることでそれまでの状況を見直すこともできるし、その結果として変化を呼び起こして背中を後押ししてくれることもあるわけなので、止めることも大事。
結局、行動を起こしてみないと目の前の状況は打開できませんもんね。😅
ってことで、今回は
「思考や行動の断捨離をする前に無用の用の効用を忘れないようにしたい」
という無用だからと斬り捨てる前に効用を思いだそうという話。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
断捨離の 前に見直し のほほんと
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