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マラソンの開催で感じた人生はマラソンというよりクロスカントリーだという話
今日は2024年に開催されるパリオリンピックの、マラソン日本代表選手を選考する競技会、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)のレースが行われました。
東京レガシーハーフマラソン大会と同日開催でしたが、男子は1位になった小山直城選手(Honda)と2位の赤﨑暁選手(九電工)が初のオリンピック代表を決めましたね。
3位の大迫傑選手(Nike)は前回のMGCと同じ有力代表候補という結果に。
今回のMGCで、35キロ過ぎまで1位の順位を保ち健闘していた川内優輝選手(AD損保)は残念ながら4位という結果でした。
川内優輝選手の頑張りに沿道の応援も盛り上がっている様子でしたが、結果は惜しくも4位だったものの、なんといっても36歳ですからね。川内優輝選手の健闘を称えたいと思います。
さて、MGCで思い起こしたのが、人生をマラソンに喩えること。
この喩えって、よ~く考えてみたら、マラソンでは上り坂や向かい風はあっても、ゴールにたどり着くまでに折り返しがあって、またスタート地点まで戻ってのゴールが多いですよね。
コースが折り返しだったら、往路の上り坂は復路では下り坂に変わり、アゲインストの向かい風はフォローの追い風に変わるわけです。コースの例外はあるかも知れないけど、ほとんどのコースは往復で均されますよね。
マラソンのコースは路面も舗装されているうえに伴走車も付いてるし、救護チームも控えているのですよ。それに給水所も何カ所も設けてあるし、沿道の応援も励みになるでしょう。
大きな大会だと、テレビ中継まであるから出場選手にみんなが注目しているわけですね。(^_^)b
何が言いたいかというと、マラソンに喩えられる人生なんて、平坦な道のようでも実は路面がボコボコで、そのボコボコのうえに舗装もされていない砂利道だったりするわけです。
おまけに天候次第で泥濘だらけの道や、水たまりになった道もあるだろうから、決して楽な道なんかではないのです。
そんなところを考え合わせると、人生ってマラソンというよりも、クロスカントリーに喩えたほうがぴったりだと思っているのですね。
まぁ、マラソンに喩えたところで、別に問題は無いのだけど、ね。
ちょっと考えてみたら、マラソンよりもクロスカントリーだわ、って思ったのですよ。
クロスカントリーは、でこぼこの道や曲がりくねった道。
そんな複雑な地形のコース状況をきちんと読み取って、どのようにコース取りして走ると疲れずに速くゴールにたどり着けるか。
そんなことを常に模索しながら日知らなきゃいけない。ときには泥だらけになることも覚悟しなきゃいけない。そんなところが人生と同じかなと。思い返すと自分の人生は間違いなく、クロスカントリーでした。
山も谷も川も、倒木も水たまりもあった気がするし、晴れた日より土砂降りの雨や台風に直撃されたような記憶もまだ残っているし、まさにクロスカントリーだったな、って感じがするのです。
どうせなら、そのクロスカントリーならではの起伏に富んだコースや景色を楽しみながら、マイペースで完走できればいいのかなと。
人より速くゴールにたどり着くことは、早く人生の終末を迎えることになるわけなので、のんびりと楽しみながらゆっくり走ればいいと思います。
最後のゴールは、両手を挙げてバンザイしながらゴールラインに倒れ込めばよろしいのです。(^_^)b
ってことで、今回は
「マラソンの開催で感じた人生はマラソンというよりクロスカントリーだという話」を自分なりの考えで書き連ねてみました。🤗
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
走るより のんびり歩け のほほんと
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