延喜式!北陸道将軍所縁「鵜坂神社」約2000年前に大彦命によって【北陸シリーズ/富山シリーズ】
越中一宮とも言われている。確かに力強い天神が多い。北陸道将軍・大彦命によって約2000年前に勧請された神社!!
神明造りの良い神社です。大伴家持が当地へ訪れ詠んだ歌が、万葉集に残されている。立山神社に行く途中もそうだが、杜に囲まれた神明系の鳥居を持った神社があちこちにある。
御朱印を貰うため社務所を訪れたが人の気配はなく御朱印を諦めたところ、氏子らしき人が家を教えてくれた。三重の伊賀もそうだが地域に愛された神社はよいものです。清掃などがされており、居心地が良い。
変更履歴
2024/09/21 初版
▼HP▼アクセス
富山市婦中町鵜坂212
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
「延喜式」に記載された式内社
鎌倉時代初期の神社には「木造僧形神像」「木造男神像」を持つ
北陸道将軍・大彦命によって約2000年前に勧請された
651年か652年、創立
主祭神は淤母陀琉神と訶志古泥神で、鵜坂姉比咩神、鵜坂妻比咩神、大彦命も配祀している
称徳天皇の御代に、行基菩薩が七堂伽藍二十四坊を建立し越中の総社とした
奈良時代に越中守として赴任した大伴家持も当社に参拝した
『万葉集』に、大伴家持の「鵜坂河 渡る瀬多み この吾が馬の 足掻きの水に 衣ぬれにけり」が収録されている
白鳳時代には真言宗鵜坂寺が建立され、神宮寺としても興隆を極めた
1576年、上杉謙信による越中侵攻の兵火で荒廃
戦国時代における度重なる被災やそばを流れる神通川の水害により衰退
1870年、廃仏毀釈により廃寺
平安時代から江戸時代まで、楉祭という「尻打祭」があった
「尻打祭」は貞操を戒めるために女性の尻を打つ祭!?
女性の尻を打つことで貞操を戒め、健康な子供が生まれるとか
松尾芭蕉や宝井其角もこの神事を詠んでいることから、「日本五大奇祭」の一つとも
参道脇には「疣石」という石があり、疣や痔に霊験がある
→イボや痔に効く「疣石」
→拝殿・本殿
主祭神は「淤母陀琉神」、国之常立神に続いて天地開闢の最初にあらわれた「訶志古泥神」で、配祀に「鵜坂姉比メ神」「鵜坂妻比メ神」「大彦命」となっている。主祭神は「鵜坂神」で、配祀神は主祭神の姉神・后神とされる。
また、天照皇大神、豊受大神、誉田別大神、豊玉姫命、倉稻魂神、建御名方命、水波賣神、天兒屋根命を合祀していることから、経営難などの神社の祭神が集まっているような気がする。
▼メディア情報
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記
◆富山①◆魚料理と自然と動物満喫!!(魚津/滑川/立山/富山/氷見/高岡/小矢部)
その他の北陸旅行記は次の通り。
▼セットで行くところ
▼仏像展
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