★秘仏公開★12年に1度「六波羅蜜寺」国宝の千手観音8体の内1体@2024年
12年に一度の御開帳!初日は4時間待ち・・!!日本において国宝の十一面観音は7体しかないはずだったが、2024年千本釈迦堂の変化六観音が国宝になったので8体になったが、早速、コンプリートしました!!
近畿に集中しており、完全制覇しやすい見仏だろう。
いずれにせよ、多くの見仏好きの人にとってラスボスが六波羅蜜寺の十一面観音だろう。もしくは、ここから始まるのかもしれない。
本NOTEは秘仏の感想です。寺の詳細は次のNOTEです。
変更履歴
2024/11/19:初版
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▼メディア情報
御開帳の模様と仏像のお姿をどうぞ!
▼秘仏説明
十一面観音立像
秘仏で、国宝にも指定されている「十一面観世音菩薩立像」は12年に1度、辰年の11月に33日間だけ特別に公開
2024年、初日の3日は、4時間待ちだったとか・・・
飛龍紋様入り淵龍護符の授与は終了していた
(https://x.com/ku_yanotera/status/1841007363194831300)御開帳記念の切絵特別御朱印も配布終了していた
エビデンスは「https://x.com/ku_yanotera/status/1854340340238737461」
5色あり、12年前は紫で、2024年は白、次は・・・何色か??
次回の白は60年後です・・(´・ω`・)エッ?
本堂は無料です!!
宝物館で見仏したい方は入口左で拝観料を払います
本堂向かって左の列は御朱印の列ですね(11月9日は1時間待ちだったとか(公式X:https://x.com/ku_yanotera/status/1855080643526639906))
順番という概念はなく、譲り合いの精神で好きな感じで見仏となるのでじっくり、ゆっくり凝視できる
▼見仏記録
本尊は、平安時代に空也上人が疫病を鎮めようと造ったとされる
本尊は木造で、高さ2m60cmほどある
御開帳時は内陣の近くで見仏できるところが多いが、外陣からの見仏だった
距離が遠く、人も多いので見仏好きはオペラグラスなど必須であろう
距離は遠いが3m近くあるので普通に見えるが、顔は、厨子などにより見にくいので、外陣と内陣の境あたりから覗き込む感じ
頭上面が見えなかったのは残念・・・
平安時代の仏像らしいふっくらな顔立ちである
2024年時点で、8体の国宝の十一面観音立像があるが一番、公家が好きそうな定朝様を感じさせる御顔立ちだなと思った
詳細は次の通り(『文化遺産データベース』より引用)
左手を屈臂し掌を前に向け、右手は垂下し掌を前に向け、両手とも第一・三指を相捻じ、第二・五指を伸ばし、第四指を軽く屈する
条帛、天衣を懸け、裙(折返し一段)、腰布を着け、腰をわずか左方に捻り、右膝を軽く曲げ前に出して立つ
木心を中心に籠めた一材より頭体根幹部を彫成し、背後から大きく内刳りを施す
後頭部は天冠台下から頸部にかけて蓋板を当て、躰部の上半身背面は天衣上縁から裙上縁にかけて一材を矧ぎ、また下半身は裙上縁から裙裾にかけて両躰側に各一材、背面に一材をそれぞれ矧ぎ、両者の間に約一〇センチメートル厚の材を挿む
頭部背面材と上半身背面材の間に幅約二センチメートルの横材(後補)を入れる
左手は肩、臂前、手首で、右手は肩、手首で各矧ぐ
天衣の遊離部は別材矧付けとする
両足は、像内脛部に長さ各約五〇センチメートルの材を取り付けて、そこから裾下に出る踵を彫出し、さらにその下に〓【ほぞ】を造り出す
足先は根幹材から彫出し、その先は別材矧付けとする。表面は錆下地漆箔とする
残念ながら見えなかった、頭上面は、髻頂に仏面(後補)、髻の側面と地髪部に菩薩面四(うち正面の菩薩面二面後補)、牙上出面二(うち左方面後補)、瞋怒面二(二面亡失、左方一面後補)、髻正面に化仏(後補)を表す
後補や亡失があるが、その配置が髻の基部に五、地髪部に五、さらに化仏が正面菩薩面の背後となっているのは、通例と異なる
『覚禅鈔』に記載されている観世音寺(私のNOTE)講堂十一面観音像がこれと同じ配置
現状では両手に持物はないが、経典によれば、左手は蓮華を挿した瓶または蓮華、右手は数珠とある
現在の左手の構えでは瓶はとりえないので、左手蓮華、右手数珠だったと考えられる
最後に、見仏した感想だが、石山寺の御本尊に似ているな~と思ったのは私だけか??
2012年の時の模様を他力本願!!
▼仏像展:空也上人 六波羅蜜寺
▼オマケ:国宝の十一面観音8体!!
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#聖林寺 「十一面観音像」(奈良県桜井市)
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この六観音の中に「十一面観音」が居ます!!運慶の次男坊・肥後定慶の艶めかしい女性的な観音様!!
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