★秘仏公開★補陀洛山寺「三貌十一面千手千眼観世音菩薩」-世界遺産20周年記念特別開扉-
熊野那智大社・那智の瀧とセットで参拝するが、いつも閉まっているのだが、実は開いているようで、本堂の拝観時間が短いようだ。そんな中、年に数回しか開帳されない「三貌十一面千手千眼観世音菩薩」が特別開帳されたので見仏した。
その他の特別開帳は次の通り。
熊野那智大社などともセットですね。
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変更履歴
2024/10/13:初版
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|→三貌十一面千手千眼観世音菩薩@重文/二天立像
仏像のお姿が載っているサイトを紹介します。
では感想です。
本尊の三貌千手観音は頭上の化仏とは別に阿修羅のようにメインの顔の両耳の後ろに脇面をつける、三面千手観音である
「三貌千手観音」の「三貌」の意味はこの三面を指すのだろう
像高約190センチほどの立像で防火の扉に守られている
一木造だが手は違うようで、台座は当初のものだが、光背は後世のもの
寺の説明では光背は神道・仏教共に霊力を持つ宝珠なのだろうとのこと
顔は丸顔で、目鼻だちがくっきりしている平安仏である
千手観音の腕は42本がベーシックなのだが、道成寺(私のNOTE)の千手観音と同じく44本である
本尊の厨子の左右には本尊よりも古い二天像(持国天立像、広目天立像)が安置されている。邪鬼はあまり目立たないが、なかなかの一品。
|→不動明王三尊/不動明王坐像/千手観音立像
本尊向かって右側に不動明王ゾーンになっている。一番右端には千手観音となっているが、もしかしたら御前立かも。
|→「日本第一補陀洛山寺」勅額
文武天皇(六八三~七〇七年)の宸筆と伝えられる『日本第一補陀洛山寺』の勅額
|→補陀洛山寺御寶印
御本尊『三貌千手千眼観世音菩薩』の種子である「キリク」の特別御寶印
|→三面大黒天像
豊臣秀吉の出世守り本尊としても有名で、正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁財天と三つの顔をを持つ。
▼旅行記
熊野詣!鯨と海豚とマンボウとウミガメ戯れて食す旅!?◆和歌山⑮三重⑫◆|やんまあ@旅行記 (note.com)
▼過去の関係・類似展
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