見出し画像

紅葉の名所「圓光寺/一燈寺(葉山観音)」【白川通東域シリーズ/一乗寺シリーズ】

1601年、徳川家康により建立で、江戸時代の学問・学校のシンボリックな場所である。軍人、文化人なども集まる寺でもある。

変更履歴
2024/11/24:初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽圓光寺

 山門に入る前から紅葉の期待感が増す寺だ。紅葉の見ごろは7:30から特別拝観をしており、1日70名完全予約だそうだ。朝早くに駅近辺で駐車場が満車だったのは、ここの朝参拝組なのかも。

 拝観するとお金が掛かった由緒がいただける。後ろの紅葉に目が行くが、足元の「奔龍庭」と牛を追う牧童を描いた「十牛図」を題材に作庭した「十牛之庭」も素晴らしい。

井戸の石柱をリユース

 この枯山水は「奔龍庭」と呼ばれ、瓦によって分けられた白砂を雲海に見立て、その間から龍の頭が天空に舞い上がる姿を表現したものです。しかし未完の枯山水とのこと!完成像は見る人が個々に想い描いてほしいとのことです。それでもあまりの芸術的な枯山水の魅力に、ただただ見惚れるばかりです。そして背景の真っ赤な紅葉が、枯山水を引き立ててくれています。

 青紅葉も良い。(【京都庭園めぐり】青もみじと竹林が涼しげ、サルスベリが咲く夏景色が魅力「圓光寺」【京都花めぐり】 - Kyotopi [キョウトピ] 京都観光情報・旅行・グルメ

ああああああああ~本尊は運慶伝「千手観世音菩薩坐像」です!!この千手観音は、京都・清水寺(私のNOTE)の奥宮本尊「千手観世音菩薩坐像@重文」と双子か?と思った。清水寺「千手観世音菩薩坐像」は2017年に行われた「快慶展@奈良国立博物館」で展示され、仏像好き人気スポットだったところで、快慶だったらよいなという感じだった。ここの寺は慶派の誰かという感じで運慶の観音には見えなかった。清水寺は快慶で、こちらは行快だったらいいなと思った。千本釈迦堂こと大報恩寺(私のNOTE)は快慶と行快の子弟コンビの仏像が揃っており、東山周辺には快慶工房があったことからも、可能性はあり!!仏像も見逃せない寺だ!!

 徳川家康の歯を祀った場所がある!?

→十牛之庭

 堂内奥から「十牛之庭」の写真を撮ると、堂内の天井や柱が額縁に役割をはたし、絵画のような写真で撮れる寺。紅葉が散りだすと、紅葉の絨毯になる。

 紅葉の名所ですが、新緑も綺麗です。京都の庭が好きという方はよいかも。さて、庭に目が行きがちですが、本尊は「千手観世音菩薩坐像」で、寺伝では運慶作と伝えられている。
 最後に、徳川家康が開いた洛陽学校で僧俗を問わず入学を許す校風だったため、多くの学僧や絵師、墨跡文人たちを育み、日本文化の発展において大きな役割を果たした寺でもある。

▽一燈寺(葉山観音):京都市左京区一乗寺葉山町6

★参拝NG★
 詩仙堂から北東へ200mほどの場所にあるが、観光寺院ではなく境内も狭いので見つけにくい。また、数年前の台風で境内はブルーシートで覆われ、参拝不可状態のようだ。。。復活を望む!!
 一燈寺(いっとうじ)は、通称「葉山観音(はやまかんのん)」という臨済宗の寺で、本尊は聖徳太子作「三面馬頭観世音菩薩」である。京都市内で馬頭観音と言えば、大報恩寺(千本釈迦堂)の変化六観音として安置されているぐらいで、珍しい気がする。なぜこの寺に馬頭観音が安置されているかというとこの寺に関係している梅田雲浜氏が馬頭観音のメッカである福井の若狭出身であるからかもしれない。

▼旅行記



▼セットで行くところ


▼仏像展


#紅葉
#圓光寺
#一燈寺
#葉山観音
#白川通東域シリーズ
#一乗寺シリーズ
#徳川家康
#奔龍庭
#十牛図
#十牛之庭
#未完の枯山水
#運慶伝
#千手観音
#徳川家康の歯
#京都市左京区
#聖徳太子
#馬頭観音
#神社仏閣
#神社
#神社巡り
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#仏像
#御朱印
#わたしの旅行記
#一度は行きたいあの場所
#人文学
#京都
#京都旅行
#京都紅葉
#京都ツウシリーズ
#白川通東域シリーズ
#一乗寺シリーズ
#京都においでやすシリーズ
#聖徳太子
#紅葉
#旅行・おでかけ
#京都神社仏閣シリーズ

いいなと思ったら応援しよう!