わたしの本棚に入る前の本
気になっている本があると、すぐに欲しいものリストに入れてしまう癖があります(すぐ買ってしまうとキリがないので、一旦寝かせて耐えるのです)。
色々溜まって来たので、直近で気になった本を順不同でそっと挙げてみました。いつか本棚に入るその日を楽しみに待ちつつ。
図書館 愛書家の楽園
アルベルト・マンゲル 著 / 野中邦子 訳
2018年 白水社
noteの感想文で見かけて気になった本。本についての本っていいですよね……。
シナモンとガンパウダー
イーライ・ブラウン 著 / 三角和代 訳
2022年 東京創元社
表紙の絵がかっこよくて惹かれて、海賊×お料理小説という組み合わせにも興味を持った一冊。
彼女の思い出/逆さまの森
J・D・サリンジャー 著 / 金原瑞人 訳
2022年 新潮社
サリンジャー読んだことない気がしたので、まずは短めのお話から……という気持ち。
※追記:読みました!
ハロルドとモード
コリン・ヒギンズ 著 / 阿尾正子 訳
2022年 二見書房
日本では黒柳徹子氏のライフワークとして舞台公演が続いているようです。2022年9-10月で3度目の上演だとか。
スクイズ・プレー
ポール・ベンジャミン 著 / 田口俊樹 訳
2022年 新潮社
ポール・ベンジャミンは、『ブルックリン・フォーリーズ』の著者ポール・オスターの別名義。『ブルックリン〜』については以前こちらに感想文を書きました。
Michi
junaida 作
2018年 福音館書店
本屋さんの絵本コーナーで見かけて、まるでエッシャーのよう、しかし可愛らしいタッチの絵に見惚れてしまった本。ずっと眺めていたいです。
2022年10月〜2023年1月の期間で、個展が行われるとか。
※2022/10/11追記:個展行ってきました。めちゃめちゃ良くて心が大変でした。
ドナルド・キーンの東京下町日記
ドナルド・キーン 著
2019年 東京新聞出版局
最近、友人がドナルド・キーン氏にハマっているとのことで、彼の著書をいろいろ読んでみたくなりました。
傷を愛せるか 増補新版
宮地尚子 著
2022年 筑摩書房
そう言われると愛せるかわからないな……と思ったのと、表紙が好きで気になりました。
※追記:読みました!
いずれすべては海の中に
サラ・ピンスカー 著 / 市田泉 訳
2022年 竹書房
実は今一番読みたい本。不思議な短編SF集とのこと、好きなお話を見つけたいです。
※追記:読みました!
サスペンス作家が人をうまく殺すには
エル・コシマノ 著 / 辻早苗 訳
2022年 東京創元社
前に読んだシャーロック・ホームズのパスティーシュでも、ミステリー作家が殺人容疑を云々……といった題材があったので、目に留まりました。
その昔、N市では カシュニッツ短編傑作選
マリー・ルイーゼ・カシュニッツ 著 / 酒寄進一 編訳
2022年 東京創元社
読んだことのない作家ですが、題名と表紙のデザインとあらすじの雰囲気が見事に合っていて気になってます。
※追記:読みました!
名画の中で働く人々───「仕事」で学ぶ西洋史
中野京子 著
2022年 集英社
この方の本がきっかけで、それまで現代アートにしか興味のなかった歴史の勉強が苦手な私が、西洋の昔のアートや西洋史に興味を持てるようになったのだから不思議なものです。
※追記:読みました!
本作は、こちらのエッセイでも取り上げています。
コーヒーと恋愛
獅子文六 著
2013年 筑摩書房
本日(この記事の公開日は2022/10/1)はコーヒーの日とのことで、筑摩書房公式Twitterアカウントで紹介されていて気になった本。
恋愛小説はあまり読まない分野ですが、初版発行1969年の本作、「まだテレビが新しかった頃」という時代の定義の仕方が何だか洒落てます。
※わたしの本棚に入る前の本、第二弾もあります。
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