衰える肉体と研ぎ澄まされる精神の狭間
65歳を過ぎてどんどん老化しているなと感じることがあります。
最近はスーパーマーケットに買い物に行っても重い荷物を自分で持ち帰らないで、スーパーの宅配システムを利用するようになりました。
長い距離歩いた日は翌日に、足の疲れを感じたり、数日後に腰の痛みが出たり、とにかく元気に自信があった私ですが、歳を重ねるとはそんなものなんだと痛感するようになりました。
しかし、気分だけは若かりし頃と変わらないのです。
何時までも幼く、負けん気があり、ポジティブでエネルギーがあるのです。
面白いなと思います。
私の場合だけなのかも知れませんが肉体と精神がバラバラなのです。
肉体の衰えとは別に、精神はどんどん研ぎ澄まされていくように思います。
発想も、思考体系も、磨いていれば衰えないと思いますが、残念ながら肉体は確実に老いに向かっているのです。
中々厄介な現象だなと思いつつ、過ごしている今日この頃です。
しかし私はめげないで自分なりにそのバランスを適当に取りながら私の精神を育てていこうと思っています。
精神は自分自身が諦めない限り、より磨かれていくのだと信じて自らを鍛えていこうと思っているのです。
老いると言う事は中々受け入れがたい部分もありますが、老いることで深みが増して、多くの事が理解でき、また多くの経験が自分をより高めていくのだと信じて、私の中の二つのバランスを上手に取って行こう考えています。
老いることで様々な学びがあります。
その学びを楽しみながら創作活動を続けていこうと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《老いても気持ちの持ちようじゃけん》
92歳のばあばと娘の会話です。
「それは良いねー、そういう時は元気を出さんとね、私がお尻をたたいてあげらい、そこが二人三脚の良さよ、美味しいもん食べてね、ゆっくりしたらすぐに考え方が変わるよ、物事は考え方じゃけんね」
「お母さん、肉体と精神の話なんじゃけど、お母さんはコントロールできとるんかな」
「私は外に出てみたり、花を見たりして元気をもろ取るんよ、私は老いても気持ちの持ちようじゃと思わい、それで頑張っとるんよ」
母は自分の中で気力で思いっきり肉体と精神のバランスを取っているようです。素晴らしい。
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