老いてなお美しく逞しい
眠れない夜に、ふとつけたテレビ番組で日本の巨木を紹介していました。
樹齢3000年を超える屋久島の縄文杉や大王杉など、何千年も生き続けている巨木の佇まいを見て、人の命の儚なさを感じました。
巨木には巨木の一生があり、人には人の一生がある。
「与えられた時間が僅かであっても、その時間を自分らしく全うし、自分らしく生きて行こう」虚ろに番組を見ていてそんな気持ちになりました。
何千年も生きてきた巨木はその人生を物語るように枝が曲がり、こぶを作り、倒れそこからまた根を下ろし、今の時代に生き延びています。
その姿を目にして、自分の生き様と照らしながら、励まされ、また生きることの意味を感じ取る人たちも紹介されていました。
画面を通して私も、巨木から教わっていました。何があってもどんな状況でも与えられた命を全うしてこそ美しくまた、それが人に感動をあたえるのだと。
曲がっていて見栄えが悪かろうが、命を全うするとはそんなことなんだと樹が教えてくれていました。
私は私らしく、とにかく懸命に生きようと思ったのです。
老いてなお美しく逞しくその場に立つ巨木の姿から、私は自分に与えられた時間を私らしく一生懸命生きようと誓いました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《巨木を見た時の気持ちは忘れられん》
「巨木言うたら、今治市大三島の大山祇神社の大楠よ、樹齢3000年近くじゃけん、それはそれは神々しい、一回見たら忘れんわい、神社の境内に守り神みたいに立っとる」
「巨木からは、エネルギーをもらうよね」
「やっぱり生命力が強いんよね、あたしも頑張らんといかんと思うんよ、私は巨木を見たらイラストを描きたくなるんよ」
そう言えば母はよく大樹の傍に佇む自分のイラストを描いています。樹のパワーを貰っているのかも知れません。
人生を巨木に学ぶ夏の山
母は巨木の文章投稿に合わせて、イラストと俳句のコラボ作品を創作しました。夏の登山で出会った巨木の姿から、人生をふと考える登山客の心を詠みました。
自然から教わる事は本当にたくさんあります。特に巨木の生命力から放たれるオーラは私たちに不思議な力を宿してくれるような気がします。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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