ばあばと私の井戸端トーク(vol.2)☆おやつ
昭和の生まれの親子が、気軽に話す、ばあばと私の井戸端トークです。聞く人によっては懐かしかったり、新鮮だったり、二人の会話ちょっと聞いていきませんんか。
今日のテーマは「おやつ」です。
【おやつ】
「お母さん、私、おやつの時間が本当に待ち遠しかったんよ、今みたいな極上のスイーツが出てくるわけではなかったけどね・・・」
「あんた、昔蒸しパンを作りよったん覚えとる」(母)
「どんなんじゃったんかな・・・」
「卵と牛乳とメリケン粉で作りよったんよ、蒸し器で蒸してね、上に黒ゴマをちょっとだけ振りかけよった」(母)
「お母さん、それ何時頃の話・・・」
「あんたが小さい頃よ」(母)
【母が幼い頃のおやつ】
「お母さんが小さい頃のおやつは何じゃった」
「私はねー、近所にあめ玉の工場があってね、そこで製品にならん
端っこを売りよってねー、それを買いに行きよったんよ」(母)
「へー、あめ玉の端っこなんか売りよったんじゃねー知らんかった、他には何かある・・・」
「戦時中は、主食に蒸し芋を食べよった、ほうじゃ戦時中は黒パンも食べよったんよ」(母)
「黒パン言うて、どんなもん」
「サツマイモのつるを干したんを粉にしてね、それを混ぜて蒸しパンを作ったら黒い色のパンになるんよ、そんなんも食べよった」
【手作りドーナツ】
「お母さん、ようドーナツを作ってくれよったよね」
「お父さんが教え子を連れてこう、皆に食べてもらうんにはドーナツが良かったんよ」(母)
「私ドーナツの日が大好きじゃった、揚げるんを見るんも楽しかったんよ」
「だいぶ焼きよったけんねー、途中で面倒になって輪っかにするんやめて、そのまま落としよったわい」(母)
「美味しかったよ、お砂糖まぶして食べてねー」
「ぜんざいやホットケーキも作りよったかな・・・」(母)
【母にとって思い出のおやつ】
「小学生の時の事を思い出したわい、先生の所に遊びに行った時にね、メリケン粉をお団子にしてゆがいたやつに、きな粉とお砂糖を振りかけて出してくれたんよ、あれは美味しかったわい」(母)
「今はそんな事が無いねー、手作りのおやつも少いと思うよ」
「あんた、おやつの話はええねー、童心に返らい」(母)
母とおやつの話をしていて懐かしくなったので、今日のおやつはホットケーキを焼くことにしました。上手に焼けるのかな・・・。
「フライパン、フライパン温まったら、濡れた布巾でちょっと冷やす」って言う歌を思い出しました。
風薫る三時のおやつパンケーキ
今日のおやつの井戸端トークに合わせて母がイラストと俳句のコラボ作品で創作したのがこちらの作品です。
我家では何故か初夏の風が心地いい季節に食べたくなるおやつはシンプルなパンケーキです。
パンケーキが焦げ目無く、しっとりフンワリ、上手に焼けると笑顔になるんですよね。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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また明日お会いしましょう。💗