道後温泉がまたまたアートに
自宅に籠っていた母が、「今日はお天気がええけん、何処かに行きたいなー」と言ってきます。
「何処がええん」と言うと、母は笑顔になって「道後がええな―」と言います。
その言葉を聞いて私はとにかく、母の要望に応えようと道後温泉に行くことにしました。母は道後エリアがとても好きなのです。
おしゃれをしてウキウキの母。
道後までの道中、バスや電車を乗り継いで移動するのが母の旅心をくすぐるのです。特に路面電車がお気に入りです。
道後温泉の入り口にあるレトロな道後温泉駅です。
道後玄関口です。
【道後温泉本館の新しい顔】
道後温泉本館は現在改修工事中、前回訪ねた時は、建物が鉄のフレームでおおわれていました。
その時の投稿がこちらです。フレームに囲まれた道後温泉本館と蜷川実花さんの写真でカラフルに彩られた別館の飛鳥乃湯泉をご紹介しました。
今の道後温泉本館は様変わり。鉄のフレームに色鮮やかなテントが張られ、令和の時代のカラフルな絵巻物が見られました。
現代的な素晴らしいアートです。
二羽の白鷺が印象的な作品は愛媛県宇和島市在住の現代アーティスト大竹伸朗さんの手によるものです。
遠くからでも目を引く程インパクトがあり、ちぎり絵のような絵の重ね方がとても面白く魅力的でした。
12月中旬に大竹さんがこの作品の解説をしてくださることは知っていましたが、もうここまで出来上がっているとは思っていなかったのでビックリでした。
見る場所や角度によってアートの見え方が違います。
道後商店街からも明るい色調がパッと目に入ってきます。
改修工事中の道後温泉の新しい顔として多くの観光客の方たちの目を引く作品だと思いました。きっと話題になるはずです。
改修工事期間中も道後温泉本館は入浴できます。
GOTOトラベルで、たくさんの観光客が訪れますように。
【番外編】
この時期だけの道後公園の紅葉も楽しみました。道後公園は道後温泉から徒歩数分の所にあります。
◇道後公園の紅葉◇
楽しい道後散歩でした。この日、母は思いっきり癒されていました。皆さんも心を癒しに道後にお越しください。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《何と言っても白鷺のインパクトがスゴイわい》
お昼ご飯に焼肉を食べた後のばあばと。
「オーベルジュ道後のイルポジターノのカツカレーが美味しかったわい、紅葉も美しかった、そして道後温泉本館のテントのアートを見られて良かったんよ」
「お母さん、キャリーバッグ引いてよう行ったねー、頑張ったよ」
「絶対に見とかんとね、遠くで見るとカラフルでポップな色にインパクトがあるけど、近くで見たらまた面白いんよね、どんなに書いたんじゃろか・・、とにかく鷺よ、ええ味が出とったわい」
「お母さん行って良かったかな・・・」
「もちろん、道後は旅をした気分になるんがええんよねー」
母は道後公園で、はらはらと落ちた美しい色合いの紅葉を数枚拾って持ち帰り、仏壇に上げていました。父に報告したんだと思います。
【ばあばの俳句】
照紅葉和傘彩り華やぎぬ
道後散歩で母が詠んだ句です。母は道後公園をのんびり歩きながら東屋の近くで傘のオブジェのようなものを見つけて、早速詠んでいました。
園内に飾られていたカラフルな和傘が、紅葉で彩られた自然と共に不思議な和の世界を作っていました。夜にはライトが灯されてまた違った雅を生みそうです。面白い演出だと思いました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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また明日お会いしましょう。💗