マットレスを新しくして睡眠環境を整えてみた【ヘルス&アンチエイジング#6】
わたしにしては、ちょいと高めの買い物をしました。
昨年の6月に日本からヤマハのエレクトーンを輸入したのがわたしにとっては最大の買い物でした。それに比べればゼロがひとつ少ないのですが、ちょっと奮発しました。
買ってしまったのはハイブリッドマットレス。
人生の三分の一を過ごす場所らしいベッド、良い睡眠ってとってもたいせつです。わたしは寝るのはけっこうじょうずなほうなので睡眠障害は経験したことありませんが、亡き夫は寝るのが下手でしたからすやすやと簡単に寝入るわたしを羨ましがったものです。
夫が亡くなるまで夫婦で使っていたベッドはキングサイズのエアー調節可能なマットレスで、同じベッド上で硬めが好きなわたしと柔らかめが好きな夫と左右でエアーの入れ具合を調節できるものでした。愛用ベッドが優れものだったため夫婦で日本に帰国すると、日本の旅館や泊めてもらうお宅の寝具のショボさに、背中が痛くなる、腰にくるなどとよくぼやいていました。
そもそも、畳に布団がデフォルトだった日本では昭和の時代にベッドが普及しはじめ、ベッドの上に布団を敷いたり、マットレスにパッドや布団と寝具のバリエーションもいろいろで、マットレスに求める寝心地の良さの期待度は基本的にちがうのかもしれません。
今の家に住むようになってから、わたしがひとりで使うには大きすぎるため、優れものキングベッドは息子夫婦が使っています。わたしは昔ながらのスプリング式マットレスに厚いフェザーパッドを併用したクイーンベッドで寝ていました。寝ていて不満というほどでもなかったのですが、高級リゾートで良いベッドを体感するたびに、マットレスの質の違いを感じていました。
そこに、米国独立記念日のセールで、マットレスのグッドディールの広告が飛び込んできたのです。恐るべし!!ネット上のアルゴリズム。
まるでわたしの内なる心を見抜いているかのようにタイミングよく広告を突きつけられたらほしくなってしまいました。
いつもなら$600のマットレスが$350!!
リサーチしてみると800余りのレビューにひとつも悪いレビューがなくて★★★★★ってのも珍しい。気に入らなければいつでも返却できるというので安心してポチりました。
クイーンサイズのマットレスだというのに、圧縮されてダンボール箱に入って届いてびっくりです。
袋から取り出すと、プシューと音を立てて大きくなり、あとは数日かけて完全に膨らみ約30cmほどの厚みになります。
米国人は肥満率が高く、背中、腰痛などあちこちの体の痛みに悩んでいる人が多いこともあり、寝る環境に拘る人は多いようです。
わたしは小柄だし、筋トレ大好きアラ還でそんな悩みとは無縁の身ですが、それでもこれまでに使っていたマットレスとは大違いの寝心地を実感しています!!
めったに外食しない、服やアクセサリーも買わない、エステや美容にもお金をつかわないわたしですが、これは買って良かったと大満足。
寝具なんて、寝れさえすれば拘らない人も多いと思うし、布団で満足していれば見直すことすらよぎらないかもしれません。でも、ひょっとすると知らないから損をしているだけかもしれません。
科学的データを用いて作られた最新テクノロジーによるマットレスは、昔ながらの布団の時代とは別世界のシロモノと今さら納得しました。
QOLあがりました。