#あほやん
見えない恐怖(220字のくだらない小説)➕追伸
見えない敵に悩まされている僕。
「何処にいるの?」
と、聞かれても答えられない。
だが、そいつは何処かに居る!はずだ。
そいつは、私に急に襲いかかる!
様な感じを、僕に与える。
「襲いかかるって、どんな感じに襲われるの?」
と、聞かれても実際には襲われていないので
答えられない。
不思議な現象を、僕は感じている。
「世の中には、目に見える怖い事が山ほどあるのに、
目に見えない物が、怖いんだね」
一分で読めるホラー小説かも?
月も無い夜。
街灯も無い暗い田舎の夜道。
舗装もされていない、でこぼこな道。
ところどころで、石に蹴つまずき危うく転けそうになる。
穴ボコもあり、用心しながら歩く僕。
行き交う人は誰もいない。
心細いがこの道を行かないと、目的地には辿り着けない。
不安を抱えながら恐る恐る歩いていると、
前にはしっかりとした足取りの人が見える。
後ろ姿に逞しさを感じる。
…真っ暗なのに、全て見えているみたいだ…
雨音はショパンの調べ(一分で読める小説)
窓打つ雨の調べは、ショパン?
静かに奏でるのは、別れの曲なの?
私の心の中に想い出を刻んで、
消えてしまったあの人。
今は何処にいるの?
元気なら顔見せてよ!
もう直ぐ一年経つね、
君が居なくなってから。
もう、君は僕の元には帰らないの?
雨音が変わったよ。
激しく窓を叩くよ。
君は怒っているの?あの日の事を。
誰にだってあるよ、間違いぐらいは。
でも、それは許されない間違いだったの?
悔や
巧妙な詐欺(1分で読める小説)
人間誰しも、簡単に信じてはいけない。
たとえそれが、
愛情持って育ててくれた両親であっても。
彼がある日、両親から家の購入の相談を受けた。
母親が云うには「2000万の建て売り住宅を購入したい」と云うのである。
だが、「両親とも高齢で住宅ローンが組めない。お前の名義でローンを組みたい。返済は私達が責任を持つから、
名義だけ貸してくれ」
と、頼まれた。
彼は熟考し反対したのだが、両親は執拗に食い
放課後ランプ (続編) (410字の小説)
昨日の反省をした僕は、誓いを立てる。
…決して授業中に居眠りはしない…
と心に決め真剣に授業に臨む。
誰にも見つからずにランプに火を灯し、
神妙に授業を受ける僕。
僕の決意はかたく、
今日は一睡もしなかった。
直ぐに帰宅しランプを探すが、無い!
学校に忘れて来た。
火も消していない。
直ぐに学校に行き、
ランプを取りに行かないと!
心に思うが、睡魔が僕を襲い、
語りかけて来る。
「そんな物は睡眠
放課後ランプ(410字の小説)➕追伸
僕は受験生。
僕の家は貧しく、塾にも行く事は出来ない。
不安に思っていたある日、ある人からランプを貰った。
その人が云うには
「このランプを灯すと、授業中の記憶が蘇る」と云うのだ。
このランプ、「放課後ランプ」と云うらしい。
…そんなランプ、本当に有るのか?…
と、疑念が湧いたが、
授業の内容がもう一度確認できるのであれば、
復習するのに最適である。
そのランプの使い方は、
「授業中にそのランプを
ある霊能者(380字の小説)
ある霊能者が、私に向かって
「貴方は凄い能力の持ち主だ。
修行すれば、かなりの力を得るであろう」
と、言ってくる。
おだてに弱い私は、その言葉を信じて修行を重ね遂に
霊能力を身に付ける。
私には観える。
その人の運命が、手に取る様に解る。
だが、只では教えてはあげない。
修行に元でが掛かっているからだ。
私は、路上で占いの商売をやり始めた。
私の占いは当たる、と評判となり多くの
人達が私の元にや