電子書籍流通の現場
自分は某出版社で電子書籍の仕事を担当している。大きく分けて1️⃣書籍2️⃣復刻漫画3️⃣雑誌。その流通を見てみると、紙の本とは全く違って興味深い。企業秘密になると思うので数字は出せないが、傾向を語ってみたい。紙と電子書籍の最大の違いは値引。出版業界はリアル書店保護のために再販売価格維持制度を保っているが、むしろ自らの足を引っ張っているように見える。なぜならセールに値引きは必須である。値引きは読者需要向上の最大のモチベーションだから。また販売というか読み方の提案もサブスク型が主