見出し画像

糖尿病患者が意識したいこと3つ!

1. 食事を目で見て楽しむ

おいしさは五感で作られます。視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚をフルに使うことで、いつもだとわかりづらい塩味、うま味を引き立てることができます。
そして、五感の中でも視覚からの情報が8割と言われています。
まずは目で楽しみましょう。
これを続けることで、味覚が研ぎ澄まされて、塩分や脂肪分が少ない食事でも満足できるようになっていきます。
また、ゆっくり食べることにもつながります。
おいしそうな食事を写真に撮って誰かに送ったり、InstagramやFacebookにアップしてもいいですね。
上級者は食事管理アプリで食事の写真を管理している方もいます。

2. 野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べる

血糖値の上がるスピードを緩やかにするために、
食物繊維が豊富な野菜から食べる
 ↓
肉や魚などのタンパク質
 ↓
ご飯や麺類の炭水化物
の順に食べていきましょう。

ご飯だけだと寂しい場合は、少し残していたタンパク質と一緒に食べてもいいでしょう。
糖の吸収をゆるやかにするために、簡単ですが、大切なことです。

3. よく噛んで食べる

糖尿病の方に多い、早食いですが、血糖が急上昇する原因になります。
「食事を目で見て楽しむ!!」と意識するだけで、
よく噛んで食べるようになります。

1口で20回は噛みましょうって言いますが、やわらかいものを20回は噛めないですよね。食事を意識するようになったら、歯ごたえのある食材を選んでいきましょう。

≪まとめ≫


食事を意識することが糖尿病予防には大切です。
食事をすると血糖が上昇します。
血糖が上昇すると、糖を代謝するためにインスリンがでます。
糖尿病予備軍の方は、
血糖が急上昇することを繰り返し、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなる環境を作り出しています。
血糖が急上昇させないことが大切です。

食事の順、よく噛むことを意識することで、
食後の血糖上昇が緩やかになり、糖尿病を予防することができます。

まずは

「食事を目でみて楽しむ」

ことから始めましょう!


薬局で薬剤師と話してみませんか。

池 留里子
 薬剤師
 日本糖尿病指導療養士

やどりぎ薬局
 東京都品川区戸越2-6-13
 tel:03-6451-3044

LINEで処方せんを24時間受け付けています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?