何かやろうと思い立つのはいいものの、数日立つと燃え尽き症候群になりがちだから、どうやったら走り続けられるか考えることが大事だ
「3日坊主」という言葉があるように、続けようと思っていても途中で投げ出してしまうことが多いのは、周知の事実であろう。
周りの友達も、ダイエットを決意したものの、空腹感や周囲の環境のせいで3日目にして砂糖のたっぷり入ったケーキを食べてしまった、ということが普通にある。
それは僕自身もしかり。僕は3日坊主の神様みたいなものだ。
小学校の時、なんかわからないけれども体を鍛えることに目覚めた。それはもう、すごいメニューを考えてやっていたものだ。
縄跳び1000回に、バットでの素振り100回、ランニング5周、竹刀での素振り1000回と、わけのわからない内容の練習を1日やっていた。
もちろんヘトヘトになり、体はボロボロで疲れ切っていたが、何だか底知れない充実感を感じていたものだ。
ただ、2日は続いたけど、3日目は全くやる気が起こらなかったのを覚えている。バットも竹刀も見たくなかったし、見る気力が湧かなかった。
もちろんこれ以外にも、3日も経たずに辞めてしまうことも多かった。
最初から意気込みすぎると失敗してしまう
正直、最初からロケットスタートのように飛ばしていっても、すぐにガス欠してしまう。
うさぎとカメではないけれど、完全にうさぎのようになってしまうと、爆発力はあるけれども長続きはしない。
受験とかでよくあるし、僕もあったのだが、一日10時間勉強しよう!とか、この参考書一冊今日中に終わらそうとか。
もちろんだらだらながら勉強してたら10時間はあっという間だろうし、薄い参考書1冊とかなら一日で終わるのかもしれない。でも、大抵の場合最初はいいものの結局その画策は失敗に終わるし、できたとしてもその次の日もできた試しはない。
毎度のように意気込んでやるのはいいものの、最終的にはガス欠してできなくなるのがオチだ。
その間、他の人は効率的に進めていると考えると、このやり方は逆に非効率だ。なぜなら、時間だけを無駄遣いしているからである。
もちろんうさぎのような爆発力もあるときには必要なんだけど、毎度毎度うさぎのように爆走していると死んでしまう...
最低限こなせるレベルから徐々に増幅をしていく意識
さっきのうさぎとかめの例ではないけれども、最初は亀でいいような気もする。しかし、ずっと亀のように遅すぎてもまたそれはそれで問題だ。
なので、少しずつペースを上げていけばいい。最低ラインから徐々に上がっていくイメージだ。
つまり、何か物事をやるときには、最初は一段階ハードルを下げて取り組むことが重要なのだ。
ずっと続けるためには、まず自分の最低点とそこからのペース配分をつかむ必要がある。続けるための努力をすること。
僕のこのnoteだってそうだ。はなっから毎日投稿することを目的としていない。毎日noteを投稿することが主たる目的になってしまうと、すぐにネタは切れるし、何よりアウトプットがおろそかになると思っている。
だから気分が乗ったとき、毎日投稿とか連続投稿するようにしている。
それ以外の時は、2日に1回とか、3日に1回という感じに決めている。ただ、最低限のボーダーラインとして3日以上書かないことはしないと決めている。
そうすると不思議なもので、書かないことが気持ちが悪くなってきてしまう。その状態だとアイデアはポンポン浮かんでくるし、文章がスラスラ頭の中からキーボードへと打ち込まれていく。
最低限さえ決めてしまえば、案外楽なものだ。
つまるところ、ずっと続けていくことの努力をしていくことの方が大事で、続ける方法を探る方が、案外重要だったりする。
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