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プロテイン vs 卵 vs 鶏肉vs きな粉 筋トレ時のタンパク質コスパに決着

この記事を書くのにかかった時間: 1時間42分
追記(2020/10/23)にかかった時間: 22分

筋トレを初めて1年、プロテインのコスパを最近気にするようになりました。プロテインの粉って安くて1kg2500円くらいするのに1それで50回しか飲めないんですもんね。私は1日1回飲むので、毎日50円の出費は大学生の自分には地味に痛いです。

プロテイン以外にタンパク質を摂取する安い方法があるのか検証します。なお、プロテインはproteinであり、直訳すればタンパク質の意味ですが日本ではプロテインといえば「筋トレする人が飲む粉のやつ」くらいの意味で通っているので以下では単にプロテインと書きます。

追記(2020/10/23)
コメントで、プロテインの袋あたり回数の誤りと、きな粉のコスパの高さをご指摘いただき、自分も興味があったので計算し直しました。

1. プロテイン+牛乳のコスパ

私が愛飲しているプロテインはこちらです。(アフィリンクではありません、念の為)

1kg入って2500円以下。味がついているものでAmazonで売っているホエイプロテインの中では最安値だと思います。この味がついていることって実は結構大切で、味がついていないものは基本的にまずいです。スキムミルクみたいな感じです。筋トレ頑張った自分へのご褒美として少しでも美味しいものを飲みたいので、味はありのものしか買ってません。なお、自分で砂糖やフレーバーを足す向きもあるようです。

自分は水ではなく牛乳で割っています。水より遥かに美味しくいただけることに加えて、牛乳を常備しておくと料理に使えたり、フルグラ食べれたりというメリットもあります。

さて、これのコスパですが1回スプーン3杯(24g)として、牛乳は全国的に売っているであろう(?)「まきばの空」だとすると、

1回あたり93.4円
タンパク質1gあたり3.6円

という結果になりました。

2. プロテイン+豆乳のコスパ

友人とこのプロテインのコスパについて話し合っていたときに出てきたのが豆乳です。なんとなく豆乳は高いと思っていましたが、牛乳よりもちょっと安いんですね。

豆乳は植物性なので、動物性である牛乳とはタンパクの質が違うという話は一旦置いといて… 先ほどと同じプロテインを豆乳で割って飲むとすると、以下のような結果になりました。

・マルサン無調整豆乳
1回あたり61.5円
タンパク質1gあたり2.3円

・トップバリュ調整豆乳
1回あたり62.6円
タンパク質1gあたり2.5円

豆乳は賞味期限が長いので買いだめ・ローリングストックできるというメリットもありますね。無調整豆乳と違って調整豆乳は飲みやすいように砂糖などが加えてあり、個人的には調整豆乳をそのまま飲みたくなる時があるので調整豆乳のほうがいいかもしれないです。

3. 卵のコスパ

卵は諸外国に比べると高すぎる気もしますが、10個入り180円としてだいたい1個18円くらいで買えてやすいですね。

卵を売っている業者でもプロテインを売っている業者でもなく、利害関係の少なそうで信用できそうな上のサイトによると、卵1個のタンパク質は6.2gだそうです。意外と少ない。

そして、プロテイン1杯分を卵だけで摂取するなら、卵4個は必要です。それで計算すると、以下の結果に。

1回あたり72円
タンパク質1gあたり2.9円

現実的に考えて、1日三食にプラスして目玉焼き4つ食べるのはかなりしんどそう…

4. 鶏肉のコスパ

我が家の近くに業務用スーパーがあるので、冷凍の鶏肉がキロ単位で安く買えます。五訂食品成分表によると、皮なしで100gあたり鶏もも肉22g、鶏むね肉24.4gのようです。意外と多いですね。

鶏もも肉冷凍は2kgで800円(!)なので、激安です。たしか鶏むね肉はそれよりちょっと安かったような…

プロテイン+牛乳を1回分として、同等のタンパクを得るとすると、以下のようになりました。鶏肉100gなら普通にチキンステーキとか唐揚げで食べられますね。目玉焼き4枚食べるよりかは楽そう。

・鶏もも肉
1回あたり46.8円
タンパク質1gあたり1.8円

・鶏むね肉
1回あたり35.8円
タンパク質1gあたり1.4円

5. 結論:鶏肉が最強

1位:鶏むね肉 タンパク質1gあたり1.4円
2位:鶏もも肉 
タンパク質1gあたり1.8円
3位:きな粉+牛乳or豆乳 
タンパク質1gあたり1.8~2.0円

タンパク質1gあたりのコスパは、鶏肉が最強でした。鶏もも肉と鶏むね肉にほとんど価格差はないようなものなので、私はよりジューシーな鶏もも肉を選びます。もちろん、ボディビルとかダイエットで脂質を気にされる方は鶏むね肉でしょう。

加えて、きな粉+牛乳or豆乳のコスパの高さも明らかになりました。牛乳・豆乳でコスパの差は無視できる程度なので、味の好みに合わせるのが良いかと思います。人によってはきな粉+白湯or水というストイックな飲み方もできると思います。きな粉にはもともと味がついていないので、砂糖を入れる方は入れすぎに注意ですね。
ただ、大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用をもたらすことが明らかになっているので、きな粉と豆乳などの過剰な摂取には気をつけたいところです。男性は体型が女性化するかもしれません。

意外な結果になりました。かなり雑な計算ではありますが、自分の中でのプロテイン+牛乳最強説がこうも簡単に崩れるとは…

積極的に鶏肉自分で計算をしてこのコスパの差に気づけたことは良かったと思います。

最後に計算に使った表を載せておきます。間違っていたらご指摘いただけると幸いです。

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