2024.03.06 夢と私の損失、あるいは変化
夢:ふたりでひとつとても現実的な目の前の風景に反して、この世界では全ての人間がアニメのような見た目をしていて、私も例外なく、ピンクの髪を肩まで伸ばした、5等身ほどの少女である。
私は今、高速道路に立っている。地面は数センチの積雪で覆われ、路面も凍結している。
そして何十人もの人間が、ただ一方向に歩いている。
対向車線もこちらの車線も関係なく、ただ前に進む。
友達と共に歩むもの、独りでゆっくり進むもの、たくさんの人間に押しつぶされそうだと思いながらも、私の周りには誰もいなかっ