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何か

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2024.03.06 夢と私の損失、あるいは変化

夢:ふたりでひとつとても現実的な目の前の風景に反して、この世界では全ての人間がアニメのような見た目をしていて、私も例外なく、ピンクの髪を肩まで伸ばした、5等身ほどの少女である。

私は今、高速道路に立っている。地面は数センチの積雪で覆われ、路面も凍結している。
そして何十人もの人間が、ただ一方向に歩いている。
対向車線もこちらの車線も関係なく、ただ前に進む。
友達と共に歩むもの、独りでゆっくり進む

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終わりがくるだけ

全ての事柄は終わる。

誰のことも信じなければよかったと その度に公開する。

何も残らないし、何も生み出せない。

目指したものに、手が届くことはない。

京都に向けてとった、新幹線のチケット。

通話で教えてもらった、猫の多い公園。

京都行ったら連れてって。

本気にして、馬鹿みたいでした。

冷静に考えたら、わかることだったんです。

明らかに減った連絡の数も、僕の友達に向けた静かな悪口も

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