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『チ。』非アニオタ必見のアニメ(※ネタバレ含む)。
皆さん。こんにちは。
いつもご来訪ありがとうございます。
また初見の方、ようこそ。
いつも徒然なるまま、noteしている宙唄(Sorauta)です。
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前回は現代から未来に向かう『人類社会』がどうやって『万人の幸福』という目的に対して在り方を選択していくのか?
というテーマで「note」しました。
未読の方は、是非『ポチッ』と飛んで観てください。
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さて、今回は『アニメオタク』ネタ。
『チ。-地球の運動について-』
原作者の『魚豊(うおと)』氏は1997年生まれ。
未だ20代の若い作家さんですがとても『チャレンジング』なテーマに挑んでいます。
NHK総合のアニメといえば、私が中学生の時に
『ふしぎの海のナディア』
が放送されました。
今を時めく、岡田斗司夫氏や庵野秀明氏の『ガイナックス』が、地上波に登場。
その鮮やかな色彩と、ジャンとナディアの地球と宇宙、神秘を巡る冒険に魅了されていました。
ただ、中学校では一人も話を共有できる人はおらず・・・・・
ダンダダンの『オカルン』状態で虐められていました。
モモみたいな子もおらず・・・・
世代間の絶望を感じています・・・・。
うーん、私のC -PTSD振り返り、黒歴史。
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『チ。』の話に戻ります。
この作品は、天動説が唯一神の信仰だった神聖ローマ帝国時代に、『地動説』に気づいた者達の物語です。
天動説と神聖ローマ帝国、カトリック教会の関係は複雑で、単に因果関係で説明できるものではありません。それぞれの要素が互いに影響し合い、歴史の中で複雑に絡み合っています。以下に、それぞれの関係について詳しく説明します。
1. 天動説とカトリック教会
天動説は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスによって提唱された宇宙観です。 この説は、地球が宇宙の中心に位置し、太陽、月、惑星が地球の周りを回っているという考え方です。
カトリック教会は、天動説を聖書の記述と一致するものとして受け入れました。 聖書には、地球が静止しており、太陽が地球の周りを回っているという記述があるように解釈されていました。
中世において、教会は天動説を公認し、それを支持する学問を奨励しました。 教会は、天動説が神の創造の秩序を表すものと考えていました。
しかし、16世紀にニコラウス・コペルニクスが地動説を提唱し、天動説は揺らぎ始めます。 コペルニクスは、太陽が宇宙の中心に位置し、地球が太陽の周りを回っているという説を唱えました。
地動説は、教会から異端とみなされました。 教会は、地動説が聖書の記述と矛盾し、神の創造の秩序を否定するものと考えていたからです。
ガリレオ・ガリレイは、地動説を支持し、教会と対立しました。 ガリレオは、望遠鏡を用いて天体観測を行い、地動説を裏付ける証拠を集めました。しかし、教会はガリレオを異端審問にかけ、地動説を放棄させました。
2. 神聖ローマ帝国とカトリック教会
神聖ローマ帝国は、中世ヨーロッパにおいて、カトリック教会と密接な関係を持っていました。 神聖ローマ帝国の皇帝は、カトリック教会の保護者であり、教会の権威を支持していました。
カトリック教会は、神聖ローマ帝国の政治的な安定と社会秩序を維持する上で重要な役割を果たしていました。 教会は、教育、医療、慈善活動などを通じて、人々の生活に深く関わっていました。
神聖ローマ帝国とカトリック教会は、宗教改革によって対立しました。 宗教改革は、カトリック教会の教義や権威に異議を唱える運動であり、神聖ローマ帝国は、教会の権威を維持するために、宗教改革の動きを弾圧しました。
3. 天動説、神聖ローマ帝国、カトリック教会の関係
天動説は、カトリック教会の権威と密接に結びついていました。 教会は、天動説を支持し、それを神聖ローマ帝国の政治的な安定と社会秩序を維持するための道具として利用していました。
地動説は、教会の権威に挑戦するものでした。 地動説は、聖書の記述と矛盾し、神の創造の秩序を否定するものとみなされました。
神聖ローマ帝国は、教会の権威を支持し、地動説を弾圧しました。 宗教改革によって、神聖ローマ帝国は、教会の権威を維持するために、地動説を異端とみなすことを選択しました。
結論
天動説、神聖ローマ帝国、カトリック教会の関係は、複雑で、それぞれの要素が互いに影響し合い、歴史の中で複雑に絡み合っています。天動説は、カトリック教会の権威と密接に結びついており、地動説は、教会の権威に挑戦するものでした。神聖ローマ帝国は、教会の権威を支持し、地動説を弾圧しました。
この関係は、科学と宗教、権力と知識の関係について、重要な教訓を与えてくれます。科学的な発見は、必ずしも宗教的な教義と一致するとは限りません。権力は、しばしば知識を抑制し、新しい発見を阻害することがあります。しかし、歴史は、科学的な進歩が最終的には、権力や宗教の支配を打ち破ることを示しています。
科学が急速に進化し続けている現代において、天才アインシュタインさえ人類が到達し得無いと思われていた、『量子もつれ』すら常識になる『今』を生きる我々。
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少しAIアシスタントに地動説とカトリック教会の事を聞くと興味深い回答が返ってきます。
カトリック教会が地動説を正式に認めたのは、1992年10月31日、教皇ヨハネ・パウロ2世によってです。
しかし、教会が地動説を「認めた」という表現は、少し誤解を生む可能性があります。実際には、教会は地動説を「非難」したわけではなく、むしろ中世においては、地動説を「異端」とみなすことはほとんどありませんでした。
1616年、カトリック教会は、ニコラウス・コペルニクスが著した「天球の回転について」を禁書としました。これは、地動説が聖書の解釈と矛盾する可能性があるという懸念からでした。しかし、これは地動説そのものを否定したわけではなく、あくまでも聖書の解釈との整合性を問題視したものでした。
その後、ガリレオ・ガリレイが地動説を支持し、教会との対立を招いたのは、1633年のことです。ガリレオは、地動説を「事実」として主張し、聖書の解釈にまで踏み込んだため、異端審問にかけられ有罪判決を受けました。
しかし、ガリレオの裁判後も、教会は地動説を全面的に否定したわけではありません。むしろ、科学的な議論は科学者の領域であり、教会は聖書の解釈に焦点を当てるべきだと考えていました。
1992年、教皇ヨハネ・パウロ2世は、ガリレオ・ガリレイに対する教会の誤りを認め、地動説を「科学的事実」として認めました。これは、教会が科学的な進歩を受け入れ、科学と信仰の調和を図る姿勢を示したものでした。
このように、カトリック教会と地動説の関係は、単純に「否定」と「承認」という図式で理解することはできません。教会は、聖書の解釈と科学的な発見のバランスをどのように取るべきかという問題に長年向き合ってきました。そして、現代においては、科学と信仰の調和を重視する姿勢を示しています。
DeepSeekに中国共産党の事を聞くこととGoogle Geminiに一神教のことを聞く事は近い印象もあります。
イデオロギー、宗教、カルト。
結局国家や、組織は何かを『信仰』して従わせようとする力学が働くのでしょう。
一神教も社会共産主義も、グローバル資本主義や、帝国主義もすべて『カルト』と呼べる者なのかもしれません。
異端審問官の歴史:信仰と権力の複雑な絡み合い
異端審問官は、中世から近世にかけて、キリスト教世界で異端とされた思想や行為を取り締まるために設立された機関です。その歴史は複雑で、宗教的熱心さと政治的権力闘争が複雑に絡み合っています。
1. 始まり:中世の異端への恐怖
**11世紀から12世紀にかけて:**カトリック教会は、異端思想の広がりを懸念し、異端者に対する弾圧を強化しました。
**1231年:**ローマ教皇グレゴリウス9世は、異端審問官の設立を命じ、異端を取り締まるための組織的な体制を構築しました。
**初期の異端審問官:**ドミニコ会とフランシスコ会などの修道士が、異端審問官として活動しました。彼らは、異端者を糾弾し、裁判を行い、処罰する権限を与えられました。
2. 中世の異端審問:宗教的熱心さと政治的権力
**13世紀から14世紀にかけて:**異端審問は、カトリック教会の権威を守るための重要な手段となりました。
**異端の定義:**異端とされた思想は、三位一体論の否定、聖母マリアの無原罪懐胎の否定、聖職者の結婚など、カトリック教会の教義に反するものでした。
**異端審問の手段:**異端審問官は、拷問、脅迫、証拠の捏造など、様々な手段を用いて、異端者を追跡し、自白を強要しました。
**異端審問の目的:**異端審問の目的は、異端思想の撲滅と、カトリック教会の権威の維持でした。
3. 近世の異端審問:宗教戦争と魔女狩り
**15世紀から17世紀にかけて:**異端審問は、宗教改革と宗教戦争の影響を受け、さらに厳しさを増しました。
**魔女狩り:**異端審問は、魔女狩りにも深く関与しました。魔女とされた女性たちは、異端とみなされ、処刑されました。
**異端審問の拡大:**スペイン、ポルトガル、イタリアなど、多くの国で異端審問が行われました。
**異端審問の批判:**異端審問は、その残酷さと非人道的な行為から、多くの批判を受けました。
4. 異端審問の終焉:啓蒙主義と理性
**18世紀:**啓蒙主義の思想が普及し、理性と人権が強調されるようになると、異端審問は次第に衰退しました。
**18世紀末から19世紀にかけて:**ヨーロッパ諸国では、異端審問は廃止され、異端者に対する迫害は終焉を迎えました。
5. 異端審問の遺産:
異端審問は、宗教的狂信と権力闘争の暗い歴史として、現代社会に警鐘を鳴らしています。
異端審問は、宗教の自由と人権の重要性を改めて認識させてくれます。
異端審問は、宗教と権力の複雑な関係、そして人間の残酷さと非人道性を示す、歴史の重要な教訓です。
異端審問は西洋人史の事実であり、今もそのカトリック支配、一神教の中に地球人類の大部分は存在しています。
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では我が国ではどうだったのか?
大日本帝国の憲兵隊は、第二次世界大戦中に、以下の活動を行っていました。
治安維持: 憲兵隊は、国内の治安維持を主な任務としていました。彼らは、反政府活動やスパイ活動、反乱などを監視し、鎮圧していました。
軍事警察: 憲兵隊は、軍隊内の秩序と規律を維持する役割も担っていました。彼らは、兵士の行動を監視し、違反者を逮捕し、懲戒処分を下していました。
情報収集: 憲兵隊は、国内外の情報収集活動も行っていました。彼らは、敵国のスパイや反政府勢力の情報を収集し、軍隊に報告していました。
戦争犯罪: 憲兵隊は、戦争犯罪にも関与していました。彼らは、捕虜や民間人を虐待し、殺害していました。
憲兵隊は、日本軍の重要な一部であり、戦争遂行に大きく貢献しました。しかし、彼らは同時に、戦争犯罪にも関与しており、その行為は国際的な非難の対象となっています。
大日本帝国の憲兵隊と神聖ローマ帝国の異端審問官。
無実の人々を、権力者や体制が、信仰心を神の名の下に蹂躙して支配し続けるために、
我々、ホモサピエンスにとって残虐性と狂気による殺戮や謀殺は『存在してきた』
そして・・・・
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人はさまざまな価値観が存在する。
思考や意識、興味関心も、環境も行動選択も、この地球上で様々。
その様々が織り成しているものが、『現実世界』
或いは多元宇宙の『一つ』偶然の産物。
地動説も天動説も、
本当の意味ではホモサピエンスには理解不能。
誰も、死後の世界も、多次元も、宇宙の始まりも体験してい無いし、それを共有することは出来ない。
20万年を超えるのホモサピエンスの歴史の中で誰一人証明していない。
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だから、面白い。
『チ』のラファウは『死よりも大切な何か』を選択した。
きっと
『note』に記している私たち
なら『ラファウ』の意識が、誰かから誰かに、感動への想いは伝播するのだろうなと感じる。
『note』ユーザーなら必見の『チ。』
未だの方、是非!!!!
ではまた!!!
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