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自分でコントロールできないことは気にするな
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。
今回の内容
自分でコントロールできないことを気にして、イライラしたり怒ったりする。
そのイライラや怒りの感情を、誰かにぶつけたり、物にぶつけたり、自分にぶつけたりする。
◆渋滞に巻き込まれて「動けよ!」と叫んでハンドルを叩いたり、
◆台風で公共交通機関が動かずに駅員さんに怒りをぶつけたり、
◆満員電車で身体が当たった相手を叩いたり、
◆誰かに何かを言われてその人に怒りをぶつけたり、
◆自分の結果に納得がいかずに物や自分を叩いたり、
自分でコントロールできないことにイライラしたり怒ったりするシーンは、いろいろと思い浮かぶはず。
僕自身はあまりイライラしない人なのですが、イライラしてたり怒りの感情を表に出している人を目にすることがあって、そういう人を減らしたいなぁと思ってきたので、アンガーマネジメントを学び、講師としていろんな人に伝えることもやっています。
自分でコントロールできないことにイライラしたり怒ったとしても、何も好転しないですよね。
自分のストレスが増して、自分が損をするだけです。
イライラして怒りの言動を表に出してしまう理由ってなんですかね?
理由もなく、理性が介入する間もなく、衝動的に怒ってしまう場合がほとんどだと思います。
自分の感情は自分でコントロールするものなので、起こったことに対してイライラするか、怒るのかというのは、自分で決めていることなんです。
「誰かや何かが自分を怒らせている」と思っている人がいるなら、その考えは改めましょう。
衝動的に怒っている人は、まず「待つこと」にチャレンジしてみましょう。
いつもなら怒っていることに遭遇したら、自分の中で6秒を数えて待つ・・・「衝動的に怒らない」という言葉を自分に言い聞かせて、とにかく6秒待つということを習慣にしましょう。
※6秒待つと、自分の理性が介入すると言われており、衝動的に怒らない状態になります。
6秒待てれば、理性的な判断ができるので、「これは自分にとって許せるのか?許せないのか?」という問いを立てて、怒るか怒らないかを判断していきます。
怒るべきだと思ったら怒ればいいし、「まぁ許せるかな」と思ったら怒らずに、注意するくらいにとどめればいい。
同じ出来事でも、
◆調子や気分が良いと怒らない
◆調子や気分が悪いと怒る
というのはやめましょう。
調子や気分が良くても悪くても、許せることと許せないことの境界線は変わらないはずなので。
怒りの感情をコントロールできるようになるというのは、自分の人生を豊かにする上で、非常に重要な能力だと思います。
自分で自分の言動をコントロールするだけなので、トレーニングをすれば誰でもできるようになります。
※アンガーマネジメントの起源は、アメリカの犯罪者の矯正プログラムです・・・怒りの感情をコントロールできないから、誰かや何かを傷つけるくらいの犯罪を起こしてしまうということ。
自分の感情を自分でコントロールできるようになると、心がラクになります。
「誰かや何かに怒らされている」と思っているがいたら、それは「誰かや何かに自分の感情を支配されている」ということです・・・そんな状態は脱したいですよね?自分の感情は自分でコントロールしたいですよね?
自分で自分の人生をコントロールするのは自分ですし、そのために重要な要素として、自分で自分の感情をコントロールするという認識が大切になります。
自分の感情は自分でコントロールできるけど、周りで起こる出来事や、誰かの言動は自分ではコントロールできません。
だから、「そんなことは気にするな」ってことです。
自分でコントロールできないことは気にせずに、自分がコントロールできることだけに集中しましょう。
そうすれば、生きやすさが高まります、間違いなく。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。