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#陶磁器
東京国立博物館で錦光山宗兵衞作「色絵金欄手鳳凰文飾壺」がご覧になれます❣️
わたしの祖父、七代錦光山宗兵衞が明治25年(1892)のシカゴ・コロンブス世界博覧会に出品した「色絵金欄手鳳凰文飾壺」が東京国立博物館の1階14室で開催されている「やきものを彩る金と銀」展(会期2024年10月22日〜12月1日)に展示されていて見ることができます。
この作品は東京国立博物館が所蔵しているのですが、いつでも見れるわけではないので、この機会に京薩摩の最高峰とも言われるこの作品を是非
パレスホテルビルで錦光山作品を見つけました!
たまたまパレスホテルビルの地下に入ってみましたら、朝日堂さんの支店がありました。
京都の清水寺の近くにある朝日堂さんの本店には何回か行っているので、入ってみますと、抹茶茶碗などが並べられていたのですが、奥の棚を見て見ると偶然にも私の祖父、七代錦光山宗兵衞の作品が展示されていました。
「瑠璃雲錦詰人物図」、錦光山窯の天才的絵師・素山絵付けの「花蝶人物風俗図」、「絵皿祭行列図」、「小花瓶一対
錦光山窯の天才的絵師・素山の正体とは⁉
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館には錦光山宗兵衛の作品が数点ありますが、そのなかでも、わたしは「色絵金彩山水図蓋付箱」という小さな作品がとても好きです。
蓋(ふた)の表面には静謐な筆で山水図が描かれ、蓋の縁は花尽くしが描かれ、箱の四面には鶏や鹿、孔雀、鶉などの動物が描かれ、蓋をあけた内部には鴛鴦(おしどり)が、蓋の裏には鴨が描かれています。
それはまるで美しい宝石のようです。
ヴィ
三代東山展ー宮永家の人々
もう終わってしまいましたが、「三代東山展ー宮永家の人々ー」展が京都の思文閣で開催されました。
宮永東山家と錦光山家は深い縁があります。
三代宮永東山(理吉)さんの長女の宮永愛子さんが、同展のチラシに
「宮永東山窯 輸出陶器で隆盛を極めた錦光山窯から独立し、明治42年(1909)に開窯。 初代(1868ー1941)は、語学が堪能で海外美術の見識が広かったため、東京美術学校で岡倉天心の助手
帯山与兵衛の美の秘密:Martin Reynolds氏の知見
わたしはかねてから粟田で禁裏御用を勤めていた粟田焼の名家である、九代帯山与兵衛の雅で華麗な世界はどのようにして出来たのだろうかと思っていました。
そんな折に、イギリス人で帯山与兵衛コレクターであるマーチン・レイノルズさんと知り合い、マーチンさんから九代帯山与兵衛の雅で華麗な世界の秘密の鍵を解く新しいヒントを教えていただいたので、この場でご披露させていただきたいと思います。
まず、次の画
"Taizan Yohei" collector and Kinkozan
帯山与兵衛のイギリス人のコレクターと知り合ったことをきっかけに、錦光山や京薩摩の魅力を世界の人々に知ってもらおうと英文で発信することにしました。
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Recently I come to know Mr.Martin Reynolds.
He is a "Taizan" collect
圧巻「上絵金彩花文麒麟鈕大香炉」:横山美術館「錦光山と帯山」展、拝観記
名古屋の横山美術館「錦光山と帯山」展に行ってきました。
展示作品も錦光山と帯山の作品で80点以上、粟田焼ゆかりの諏訪蘇山や宮永東山、伊東陶山、河村蜻山、丹山青海や錦光山宗兵衛の盟友である松風嘉定、さらには清水焼・五条坂の乾山伝七、清風与平などを含めると優に100点以上、さらには文章の解説も充実していて素晴らしい展覧会でした。
まず錦光山の作品ですが、今回初見の作品をいくつか紹介したいと思い
拙著『粟田、色絵恋模様』装幀の苦心談
拙著『粟田、色絵恋模様 京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衛外伝』の装幀ができあがってまいりました。今回は拙著の内容に触れずに、僭越ながらカバーの装幀の苦心談を書かせていただきたいと思います。
まず最初に考えたましたのが、祖父・七代錦光山宗兵衛の「花蝶図大鉢」をカバーの表紙の真ん中に持ってくることでした。なぜかと申しますと、原あゆみさんが大学院の修士論文で「花蝶図大鉢」を研究されて、わたしもその
いかなる星のもとに生まれしか
この絵画のように美しい「白磁色絵花鳥文瓶」(韓国国立古宮博物館蔵)
この京薩摩と呼ばれる作品は
どのような星の下に生まれた
人物によって作られたのだろうか?
本書はその全軌跡を語る‼
〇©錦光山和雄 All Rights Reserved
#京薩摩 #錦光山宗兵衛 #白磁色絵花鳥文瓶 #韓国国立古宮博物館 #京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝 #苫米地英人博士 #陶磁器
韓国国立古宮博物館所蔵の錦光山作品:Kinkozan in Natoinal Palace Museum of Korea
前回「瀬戸市美術館『講演会』顛末記」でご報告しましたように、講演会会場で大阪市立東洋陶磁美術館の学芸課主任学芸員の鄭銀珍氏と名刺交換した際に、鄭氏が「韓国国立古宮博物館に錦光山の作品があります」と教えてくださり、わたしが韓国に古宮博物館があるとは知らず、驚いて「そうですか、是非見たいものです」と言うと、鄭氏が「画像を送ります」とおしゃってくれて送ってくれたのです。それはわたしにとって、思いもよら
もっとみる錦光山宗兵衛作「花鳥図薩摩大花瓶」がご覧になれます
会社の先輩OBの方から、幕張のホテル ザ・マンハッタンに祖父の七代錦光山宗兵衛の作品が展示されているとのお知らせがあり、見学に行ってきました。
海浜幕張駅駅を降りて、海浜幕張公園のまえにホテル ザ・マンハッタンがありました。エントランスをぬけて行くと、ロビーの左手にコリドーがあり、その一角が「MEISSEN COLLECTION Manhattan MUSEUM」というコナーになっており、そこ