デイサービス未来図 東大宮店②〜器具次第で可能性が広がる利用者様の暮らし。工夫を重ね、ご家族との連携を図る〜
ご自分で動くことを大切に必要最低限のサポートを
「居心地がよすぎるようなサービスは提供しない」「自宅でできることを奪わない」という未来図Labo共通のスローガンは、東大宮店も同じです。ご自分で動くことを大切に必要最低限のサポートを大切にしています。
利用者様は、大変だなと感じることもあるかと思いますが、ご自身の運動機能や生活機能を維持・向上していただくために、デイサービス内での動作そのものがリハビリになるように心がけています。
運動の時間は、ご自身で動かせる部分はご自身で行い、難しい動作はスタッフがサポートに入ります。トイレに行くのも自分で。そのため、右麻痺、左麻痺用、車椅子の方用の3つのトイレを動作がご準備しています。快適に利用できる、というだけでなく、ご自宅の環境に近いトイレを選択していただくことで、ご自宅での動作に繋がるようにしています。
浴室も、基本的には一般的な家庭の浴室環境と同じような造りになっています。シャワーチェアやシャワーキャリーなど、あくまでご自宅で入浴することを想定して、使用物品もご家庭で使用できないものは使わないようにしています。
食事は、一人ひとりに合わせて、普通食や刻み食、ソフト食など対応していますが、ご自分で食事ができるよう、食事の姿勢や環境調整を通して支援しています。器を持ちやすいものに変えたり、いすとテーブルの高さや距離を変えたりするだけでもご自身で食べられるようになったり、食べこぼしを減らすことができます。
ご家族と情報を共有しながら日々の生活を重視
ご家庭では、時間的な要因や心配によるものからご家族がサポートしすぎてしまう場合があります。「過介助」というカタチでできることを奪っていくと、中長期的に言えば、より障がいを重症化させることにつながります。
そのため、我々のデイサービスでは、利用者様ご自身がどこまでできるのか、どこに支援が必要なのか、実際の生活環境の中でご家族にも一緒に見ていただいて、専門家の視点からどうサポートすればいいかをご提案させていただいています。
今後は、中重度の方への運動内容や入浴、ケア体制をより強化していきたいと考えています。障がいの程度に関わらず、すべての中重度者が地域での暮らしや在宅生活を継続できるよう支援していくことが、私たちの役割の一つだと考えているからです。
これからも、重症度が高い方でも「できることを奪わない」、「自宅での生活が続けられるようサポートする」ことの大切さを伝え続けていこうと思います。
〜「私たちがサポートします!」当店スタッフ〜