腸内環境とギックリ腰の関係性
こんにちは徒手療法家のアオヤギ先生です。
この記事ではこれまで徒手療法に250万投資した私が実際に臨床で役に立つ知識と症例をお話させて頂きます。
施術歴7~10年の先生向けのコンテンツになります。
今回はギックリ腰と腸内環境の関係性についてお話させて頂きます。
皆さんはギックリ腰に対してどういった検査、評価、手技でアプローチをされますか?
ギックリ腰の状態によっては私たちが施術してはいけないケースもあります。私が実際にギックリ腰を診させて頂いた際に腸内環境が影響しているギックリ腰をよく診ます。
腸内環境とギックリ腰?と不思議に思う先生もいらっしゃるとは思います。
今回のブログをキッカケにギックリ腰の知識の幅が広がれれば幸いです。
腸内環境と大腰筋の関係性
では実際に腸内環境とギックリ腰の関係性についてお話させて頂きます。
便秘や暴飲暴食が原因で腸内環境が悪化するとメタンガスが腸内に溜まります。腸内に溜まったメタンガスは腹膜を介して大腰筋に移行します。
大腰筋にメタンガスが移行して大腰筋の運動量が減少すると簡単にギックリ腰が完成してしまいます。
それでは実際の症例をお伝えさせて頂きます。
実際のギックリ腰の症例
患者様情報
性別・・女性
職業・・専業主婦
既往歴・・右鎖骨骨折、右足関節捻挫
主訴・・右腰部の急性痛
検査・・右トーマス【+】 右腓腹筋過緊張 パトリック【+】
★1月4日にお子さんを抱っこしようとした際にギックリ腰になったとの事でした。来院時には発症から2日経過していました。検査とヒアリングをした際に回盲部と右大腰筋の過緊張が怪いと感じました。
施術内容
大腰筋に蓄積された毒素を排出する為に大腰筋のPNFを行ない。回盲部もモビリゼーションを行ないました。施術は以上です。
最後にホームケアとして、大量の水を飲んで散歩をするようお伝えしました。
施術した翌日に再度来院していただいた時には痛みは消失していました。
最後に
今回はギックリ腰と腸内環境についてお話させて頂きました。
今回は急性腰痛のケースでしたが、慢性腰痛と腸内環境も密接に関係している場合もあります。
施術内容はいたって簡単な物でしたが、症状に対してどうのような評価をして、どのような介入をするかが非常に大事になってきます。
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