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自分磨きの第一


"Bad habits are like a comfortable bed,
easy to get into, but hard to get out of."
(悪習慣は快適なベッドのようなもの。
入るのは簡単だが、出るのは難しい)

Patienceman

「毎日、夜マックで気づいたら2000円分くらい食べてます。ダブチの倍マックがお気に入りで...。スタバも毎日通ってて、次の新作フラペチーノが待ち遠しくて仕方ないんです。でも、なんか虚しさも感じて...。本当の意味での幸せって、これなんでしょうか?」


30代会社員のK氏から、このような相談を受けた時、私は思わず笑みがこぼれた。そう、まるで鏡を見ているような気分だったのだ。

「ああ...」

思わず深いため息が出る。夜マックのダブルチーズバーガーの倍マック。あの独特の満足感を、この身体が覚えている。スタバでメロンフラペチーノを飲みながら、「次はいちごの季節かぁ」とワクワクしていた日々。

その気持ち、本当によく分かる。

親愛なる習慣の探求者たちへ、

Patienceman:W.I.S.E.(Wisdom, Information, Study, Enlightenment)より、ある重要な気づきをお伝えしよう。

「私も3日に1回はマクドナルドに通い、夜マックで眠くなるまで食べ続けていた時期がありました。ダブチの倍マックを頼んで、ポテトLとナゲットを追加して、飲み物は二つでシェイクとコーラ、それも必ずLサイズ。その瞬間は確かに『美味しい!幸せ!』と感じる。

スタバだって然り。新作が出るたびに試して、『次はどんな味かな』って、その妄想だけでも楽しかった。分かります、その気持ち、本当に良く分かります。

でも、今の私は違う幸せを知ってしまった。」

「その"幸せ"は、実は数分で消えていったんです。むしろ食べすぎて苦しくなって、『あぁ、また...』という後悔だけが残る。でも、その後悔さえも次の"幸せ"を求める口実になっていました」

変化は、意外にもシンプルな行動から始まりました。

「私が最初に取った行動は、誘惑から自分を守ることでした。スマートフォンからフードデリバリーのアプリを削除し、代わりに素敵な水筒を持ち歩くようにしたんです」

最初は些細な変化。マクドナルドの前を通るとき、スターバックスの前を通るとき。

「ふと気づいたんです。水筒からお茶を飲む姿の方が、どこかスマートに見えるんじゃないかって。エレガントな大人の選択として、むしろ誇らしく感じられる瞬間があったんです」

そして、重要なのは「一つだけ」のルール。

「時間とお金が浮いてきたとき、『これをやってみよう』と決めるのは、必ず一つだけ。全てを一度に変えようとしないことが、実は最も賢明な選択だったんです」

まるで木が枝を伸ばすように。一つの習慣が定着したら、また新しい一つを。その積み重ねが、気づけば大きな変化を生んでいました。

「生まれ変わるぞ!って意気込んで全部変えようとすると、それは往々にして挫折につながります。でも、一つずつなら...それは可能なんです」

□ 「逃げ場」をなくすことから始まる変化

A. 最初の一歩は、自分を追い込むこと

「何も考えず、ジムの契約をしてしまいました」

そう、最初の一歩は、意外にも「後戻りできない状況」を作ることでした。

「正直な話、最初は『シャワーを浴びに行けば水道代が浮くな』という、かなりしょうもない動機だったんです(笑)」

しかし、その「しょうもない動機」が、人生を変えるきっかけになるとは、その時は誰も想像していませんでした。

□ 初心者の不安が教えてくれた真実

A. ダンベルとの出会い

「最初に手にしたダンベルの感触を、今でも覚えています」

重たくて、ひんやりとして、緊張で手汗をかいていた。

「周りにはマッチョな人ばかり。『場違いじゃないか』って思っていました」

しかし、時が経ち、自分が中級者になった時、ある事実に気づいたのです。

「あの時、マッチョな人たちが私を見ていたのは、怪我をしないかを心配してくれていたんです。今度は私が、新しい人たちを見守る側になって、初めてそのことに気づきました」

ベンチプレスで重みに潰されそうな人を支えたり、フォームを優しくアドバイスしたり。

「人は、余裕ができると人に目を向けられるようになる。それは筋トレだけでなく、人生すべてに言えることかもしれません」

□ 小さな習慣が育つとき

A. 靴磨きという儀式

「最初は10秒だけのブラッシングから」

帰宅後、靴を脱いだその場で、ささっと。 それだけでした。

でも、その小さな習慣は、少しずつ育っていきました。

①変化の記録
・第1段階:10秒ブラッシング

  • 帰宅後すぐに

  • 靴置き場のそばで

  • 特別な道具もなく

・第2段階:クリームの塗布

  • 少し丁寧に

  • 道具も揃え始めて

  • 気持ちに余裕が出て

・第3段階:鏡面磨きへの挑戦

  • より深い関心を持って

  • 技術を追求する喜びを知って

  • 自分磨きの象徴として

□ 小さな習慣が織りなす大きな変化

A. 気づきの連鎖

「靴を磨く習慣が、不思議な変化をもたらし始めました」

ある日、ふと気がついたのです。 靴を磨くようになってから、歩き方が変わっていました。

「キレイな靴を履いていると、自然と背筋が伸びる。歩き方も丁寧になる。そして、なぜか周りの視線が、少し温かいものに感じられるようになっていました」

①変化の記録
・外見の変化

  • 姿勢が自然と良くなる

  • 歩き方が落ち着く

  • 表情も穏やかに

・内面の変化

  • 自己肯定感が高まる

  • 細部への意識が芽生える

  • 周囲への気配りが自然に

「靴磨きという小さな習慣が、実は自分自身を磨く儀式だったんです」

□ 習慣の連鎖が生む新しい自分

A. 予期せぬ発見

ジムで汗を流し、靴を磨く。 その二つの習慣が定着してきた頃、ある変化に気づきました。

「不思議なことに、コンビニのお菓子が気にならなくなっていたんです」

①自然な変化の記録
・体を動かす喜びを知る

  • 筋肉の張りを感じる

  • 体が軽くなっていく

  • エネルギーが湧いてくる

・見た目への意識が変わる

  • 服装にも気を配るように

  • 姿勢を意識する習慣

  • 清潔感への関心

「汗を流した後のプロテインが、かつてのハンバーガーより美味しく感じる。 靴を磨いた後の達成感が、かつてのフラペチーノより心地よい」

そう、人は誰でも、より良い快感を知ると、古い快感に執着しなくなるのです。

□ 「余裕」という贈り物

A. 時間とお金の使い方が変わる

「かつて夜マックに使っていた2000円。 スタバで毎日使っていた500円。 それらが、違う形の投資に変わっていきました」

①具体的な変化
・時間の使い方

  • 夜マックの代わりに読書の時間

  • SNSの代わりにジムの時間

  • 無駄遣いの代わりに自己投資

・お金の使い方

  • 良質な靴クリーム

  • 本格的なトレーニングウェア

  • 知識を得るための良書

□ シンプルこそ至高の境地

A. スキンケアとの出会い

「最初は、ただワセリンを塗るところから始めました」

500円ほどのワセリン。その一つの決断が、新しい発見をもたらしていきました。

「正直に告白すると、最初は『男がスキンケア?』って思ってました。でも、ワセリンを塗り始めてから、肌の調子が明らかに変わり始めたんです」

①試行錯誤の記録
・振り出し

  • ワセリンだけの生活

  • 寝る前の簡単ケア

  • 驚くほどの効果

・探求期

  • 色々な商品を試す

  • 高級化粧品にも手を出す

  • 情報収集に没頭

・円熟期

  • シンプルに回帰

  • クレンジング

  • フェイスパック

  • 美容液

  • ワセリン 「結局、原点のワセリンも残った最小限のサイクル」

「高いものが良いわけじゃない。多ければ良いわけでもない。その事実に気づくまでの道のりも、また大切な学びでした」

B. シンプルさが教えてくれること

「実は、これは人生すべてに通じる真理かもしれません」

①シンプルの威力 ・時間の節約

  • 決断の簡略化

  • ルーティンの確立

  • 迷いの排除

・心の余裕

  • 選択肢を減らす

  • 本質に集中

  • ストレスの軽減

「良いものを、必要最小限持つ。 それ以上でもそれ以下でもない。 その境地に至るまでの試行錯誤も、実は必要な過程だったのかもしれません」

□ 価格と価値の真実

A. 高級化粧品が教えてくれた人生の真理

「IPSAやSK-2といった高級化粧品も使いました」

思わず苦笑いがこぼれます。

「『高いものには、それだけの価値がある』 そう信じていた時期がありました。 財布の紐を緩めて、次々と高級化粧品を試していったんです」

しかし、驚くべき事実が待っていました。

「結局、500円のワセリンが最強だった(笑)」

①価値観の変容
・固定観念との対話

  • 「高いものが良いはず」という思い込み

  • 「安物は質が悪い」という偏見

  • 「ブランドには価値がある」という迷信

・現実が教えてくれた真実

  • 価格と効果は比例しない

  • シンプルさにこそ本質がある

  • 大切なのは継続できること

「この経験は、私たちの深層心理に潜む『ステレオタイプ』について考えさせられる、貴重な機会となりました」

□ 本当の価値を見極める目

A. 固定観念からの解放

「高いものが良い」 「安いものは悪い」 「有名なものが正しい」

こうした思い込みは、実は私たちの選択の自由を奪っていたのかもしれません。

①本質を見る目
・値段ではなく効果を見る

  • 実際の使用感

  • 継続のしやすさ

  • 自分との相性

・ブランドではなく中身を見る

  • 成分の理解

  • 実際の効果

  • 日々の使いやすさ

「500円のワセリンに行き着くまでに使った高級化粧品の数々。 あれは無駄だったのでしょうか? いいえ、それは『本質を見極める目』を養うための、必要な授業料だったのかもしれません」

□ 見た目の変化が導く、人間関係の変容

A. 思いがけない発見

「ある日、周りの人の接し方が変わっていることに気づきました」

最初は気のせいかと思いました。 でも、確実に変化は起きていたのです。

①変化の記録
・外見の変化

  • スキンケアで整えられた肌

  • 姿勢の改善

  • 清潔感のある身だしなみ

  • 自然と生まれた品格

・周囲の反応

  • 接し方が丁寧に

  • 信頼感が増す

  • 話を真剣に聞いてもらえる

  • 相談を受けることが増える

「見た目を整えることは、単なる虚飾ではありませんでした。 それは、自分自身への敬意の表現であり、 同時に、他者への礼儀でもあったのです」

□ 自己投資がもたらす好循環

A. 内面の変化

「人は見た目が変わると、不思議と内面も変わっていきます」

①心の変容
・自己肯定感の向上

  • 鏡を見るのが楽しみに

  • 自分を大切に思える

  • 新しいことへの意欲

・対人関係の深化

  • 相手への配慮が自然に

  • 余裕のある対応

  • より深い会話が増える

「かつての私は、『見た目を気にするのは軽薄だ』と思っていました。 でも、それは大きな間違いでした。 自分を大切にすることは、他者を大切にすることにも繋がっていたのです」

結論:最高の投資先は、あなた自身

"The best investment you can make is in yourself."
(最高の投資は、自分自身への投資である)

ウォーレン・バフェット

親愛なる習慣の探求者たちへ、

自分磨きの本質は、実はとてもシンプルなところにあります。

古来より、ユダヤ教の経典でも「まずは健康を守りなさい」と説いています。そう、最も基本的で、しかし最も重要な自己投資とは:

  • 食事

  • 睡眠

  • 運動

この三つの調和なのです。

そして、これらの中で最も始めやすいのが「運動」です。
なぜなら、運動には素晴らしい好循環を生む力があるからです。

①運動がもたらす連鎖的な効果
・太陽の光を浴びる機会の増加

  • ビタミンDの生成

  • 体内時計の調整

  • 心身の活性化

・自然な疲労感による良質な睡眠

  • 深い眠りの実現

  • 生活リズムの改善

  • 朝型生活への移行

・代謝の向上による食事の改善

  • 栄養吸収の効率化

  • 食欲の健全化

  • 体調の安定

夜マックやスタバでの一時的な満足を求めていた日々から、 ジムでの充実感、整えられた身だしなみ、 そして内側から湧き出る自信へ。

その変化は、決して容易ではありませんでした。 しかし、一つずつ、確実に。

まずは、シャワーを浴びに行くだけでも良いのです。 靴を10秒だけ磨くところから始めても良いのです。 ワセリンを塗るだけでも良いのです。

大切なのは、その一歩を踏み出す勇気。 そして、焦らず、一つずつ、確実に進んでいく決意です。

Patienceman:W.I.S.E. 一同より

□ P.S. 今夜、寝る前に、明日からの小さな一歩を考えてみませんか?

それは、シャワーを浴びに行くことかもしれません。 靴を磨くことかもしれません。 ワセリンを塗ることかもしれません。

どんなに小さな一歩でも、それはあなたの人生を変える、 最高の投資の始まりとなるはずです。

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大竹純也:W.I.S.E.
サポートをご検討くださった方。 誠にありがとうございます。 私は特にこの社会の自殺率を下げたいという目標を掲げています。