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5歳児育児で泣きそうになったこと

うちの5歳児は末っ子長男である。

6歳と4歳差のお姉ちゃんがいる。
長女とは厳しいけど、頼りになるお姉ちゃん。
次女とは毎日喧嘩するけど舎弟のように言うことを聞いてしまう、でも一緒になって遊んでくれる存在。

そんな二人の姉がいるせいかとても優しい。

よく、「家は三回建てないとわからない」というけれど、私自身も三人子どもを産んで気を付けるところ、見るべきところ、大事にするところが分かってきたような気がする。

もちろん初めての「男の子」ということもあり、やっぱり発達面では女の子と違うなと思うところが多く、わからないこともある。
(言語に関しては完全に女子の方が早いと感じるし、男性器の扱い方など自分にないものだからどうしていいかわからないこともある)

1~3歳は完全にトミカ・プラレールにハマっていて、幼稚園入るまでは近所の線路があるところにずーーーーと見るのが好きだった。

4歳から姉の影響でポケモンにハマり、メザスタ、ゲームと今でもやっている。

幼稚園に入ってから変わったのは「戦い」が好きになったみたいでよく「おらおらおらー」とパンチを繰り出したり、「こんなん簡単だぜ」と男言葉を使うようになったのも成長を感じて面白いと思った。

そんな何気ない日常の中、今日眼科に行って、薬をもらいに薬局に行った時のこと。
たまたま誰もいない。
キッズルームでは本のコーナーとミニシュートができる場所とボール。
入ってすぐボールが気になって何度も投げては取りに行くを繰り返していた。
そうして、呼ばれて薬をもらい、さぁ帰ろうとしたときに「これだけやりたい」と言ったのが本の整頓だった。
大小さまざまな大きさの本をテレビの下の本コーナーに大きさごとに並べていく。
大きい本は立てかけれないため、横に平台のように置くのだが、その配置も見やすいようにか、自分のおすすめの順か何度も置き換えたりして考えていた。

たぶん、昔の私だったら、「なにやってるの!早く帰るわよ」って言ってたかもしれない。
でも、今の私は息子が満足するまでやらせてあげようと見守ることができる。
息子が並べること20分、手を止めたので「完成した?」と聞くと満足そうにう少し離れてみて「帰る」と切り替えて息子は薬局を出た。

そんな些細なことだけど、彼の気づいたことや並べているときの彼なりの考えが見えるところ、今まで私や姉妹、幼稚園の先生方などが伝えてきたことが形となって見えたことになんだか泣きそうになった。


3年前の息子。永遠に繰り返すんじゃないかと思っていたプラレール



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