298:業界の未来のため、その分野の将来のために決断を下すのが、経営者の仕事。 [トップリーダーズSelect]
社内の誰もが大反対をしたけれども、多くの人に使ってもらうことを優先することを考えた社長が無償公開に踏み切った技術が、やがて世界標準となって業界をとてつもなく大きくなるきっかけとなった!
自分たちが儲けを独り占めできるはずなのに、業界全体のことを考えて技術を開放したり特許で抱え込んだりしない、という考え方には自社の誰もが反対するものです。自分たちの努力の結晶によって他社の人間が儲かる可能性、自分たちが儲け損ねる危険性を、とにかく嫌がります。
そこで「業界全体が活性化することで、自分たちもさらに儲けることができるのだ」という指針を示して、その方向へ会社を進めて行くことができるのが、経営者の仕事です。経営者は探検チームの隊長、船団の旗艦の船長となって、チームをさらなる高みへと連れていかなければならないのです。
各業界のトップリーダーたちの英知や意識を本の中から学ぶ「トップリーダーズ・セレクト」(TRs-Select)。あなたもぜひこれらの本を読んで、そのプロフェッショナル論を身につけてみませんか? 経営者の方、マーケティング担当者、クリエイターなどビジネスマンの方々にお勧めの必読の書。お仕事や書籍選びの参考にどうぞ。
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