CFOの資金調達:株価!?シェアアウト!?バリュエーション!?資金調達額!?何を優先順位すればいいのか、悩みながらも進むのが資金調達、最後に何を考えるのか
資金調達で何を重要に置くのか、何に拘るのか、
それを始めから固定しておくことは
資金調達がかなり条件が厳しい状態になった場合に、
事業を進捗させるための資金調達が、
事業のブレーキになりかねないということも十分にありえます。
資金調達額やバリュエーションを中心に
目標を置かないということではありません。
特にバリュエーションに拘り過ぎることは、
ラウンドが組めなる可能性が高いです。
バリュエーションが事業価値ともいえるので、
拘らないことはおかしいですが、拘り過ぎることが危険です。
またシェアアウトについても同様です。
あまりにシェアアウトをし過ぎると、
もちろん次回ラウンドの投資家が出資検討しづらいことはあります。
ただ資金調達するのですから、一定の比率が減ることは必然です。
あまりにセンシティブになりすぎて、
1%以下の数値にも過敏になりすぎることも投資家目線で言えば、
なぜ資金調達をするのか!?という事業サイドの資金調達の本気度に
疑問符を付けられてしまいます。
資金調達自体で考えに詰まった場合に考えるようにしていることは、
資金調達額です。
エクイティファイナンスですから資金調達額で何ができるのか、
この投資を受けられることで、
・どれだけ事業を成長させられるのか
・次回ラウンドまでバリュエーションを上げられるのか
この2点をベースに再整理をしていきます。
結局のところ、資金調達を実施できないことには、
バリュエーションにもシェアアウトの話にもなりません。
もう一度、冷静にこの2点から何ができるのかを考えてみます。
その時に資金調達額はもっと必要であった、そこまで必要でなかった、
別のエクイティストーリーの方がうまくいきそうだ、
事業戦略はこっちの方が良い、
別の見方も様々できます。
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