ビジネスアイディア小説ショート・ショート『KAWAIIデリバリー』
好みの異性をスマホ画面から選べば、
その子がお弁当を届けてくれるサービスがあるらしい。
昼休みに食べる弁当なんて、
そこそこの美味しさで、腹が満たせりゃ十分だ。
それなら、
可愛い子が、とびっきりの笑顔を浮かべながら到着して、
弁当をバッグから取り出す間、二言三言たわいもない会話ができて
「午後のお仕事も頑張ってくださいね♥」
なんて言ってくれりゃ、
なによりだ。
コンビニで買うより高いのは当然だけど、
週に一回くらい、
そういう贅沢ってもんをしてもバチは当たらないって