『 先 客 』|先入主への思い込みが排他的評価を強固にする
どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学で体育・スポーツの教員をしていたり、車いすバドミントン選手のパーソナルコーチをしたりしております。
今日が655日目のnote投稿です。
本日はこちらの書籍の中から。
自身の記憶や印象など、先に入れたことやものが、その後の自分の考えや評価・判断に大きく影響することを指している考えなのだと捉えました。
著書の中では、クレープという言葉自体がどうして自分に定着しないのか、という著者の疑問から導入され、十三日の金曜日、第一印象、そしてことばがいかに"先入主"として私たちに影響を与えているのかを具体的に示しています。
中でも、第一印象はわかりやすいかもしれません。
誰しもがそうかもしれませんね。
「この人感じいい」と思った人は、その後多少の反対のことがあっても黙認・消去され。
いいことがあると、「やっぱり!」となって、その思い込みは強化される。
どんどんとその思い込みが強化されていく先には、『排他的評価』が待っていて。
あとから挽回しようといくら頑張ったとしても、その評価が覆ることはほぼなくなる。
だからこそ。
説明にしろ、授業にしろ、誰かの印象にしろ。
「最初が肝心」であることは、まず間違いない。
相手の興味を引くこと、印象やインパクトを与えること、関心を大きくすること。
イントロダクションで、どれだけ"つかむ"のか。
その [先入主] をいかに構築するかで、その後の関わり方や関係性の道筋が決まる。
自身が本当に伝えたいことがある場合は、まず事細かに説明するよりも、きっちり厳格に教え込むことよりもまず。
相手が興味関心のドアを開けられるような、"先入主"を最初に提示することが重要ですね。
スポーツであれば、まず"楽しい!"という先入主を。
授業であれば、まず"へぇ面白い!"という先入主を。
自分が伝えたいことを伝えるよりも先に、相手を惹きつける先入主について、手札を揃えておくことが大切なのかもしれません。
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今日はここまで。655日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた明日。
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
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