髪の毛を21年間の最長から最短にした理由
こんばんは、わこです。ついに一昨日、
「生まれて初めてのヘアドネーションをしました。」
ヘアドネーションとは
ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。(出典:Wikipedia)
ヘアドネーションの問題は、たかが髪の毛がないくらいで。と思われてしまうかもしれませんが、調べてみると子どもたちにとっては病気と同等に深刻な問題であることがわかります。
ウィッグがすべてを解決してくれるわけではありませんが、髪の毛があることで気持ちが少し前向きになったり、復学の一歩になること、何気ない日常を送れるようになることがあるとありました。
一般的なウィッグは、低価格で販売するためにサイズ展開が少なく、ほとんどのものが大人用だそうです。
そのため成長期の子どもたちにとって適した小児用ウィッグを手に入れるとなると、とても高価な30万〜50万ほどのセミオーダーやフルオーダー製のウィッグを買うしかないのが現状だといいます。
このような様々な理由から、ヘアドネーション団体は、人工毛ではなく、自然になるべく近い「人毛100%のフルウィッグ」を無償提供する活動を進めているのです。(参照:公式サイト)
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私が今回、お世話になったのはJHD&Cという団体さんです。
JHD&C(通称ジャーダック)は、脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で「頭髪に悩みを抱える子どもたち」に、ヘアドネーションによる献髪のみで作ったメディカル・ウィッグを無償提供することで「社会性の回復」をサポートし、子どもたちの未来を守ることを目的として設立されました。
(引用:公式サイト)
私の髪は、カラーやブリーチをしていましたが、31cm以上という規定を満たしていたため送ることができました。(正直ここまで伸ばすのはかなり大変でした)なかなか長く髪を伸ばすのは時間がかかりますが、他団体さんでは15cmからでも寄付ができたり、「髪を切らないヘアドネーション」という方法もJHD&Cさんにはあります。
ヘアドネーションをした理由
私がヘアドネーションを知ったきっかけは、いとこのお姉ちゃんがしているのを見ていたからです。
でも、その時は特に気にしておらず、自分もやろうと決意したのは2年前。
自分が通っている心理学の先生が、ヘアドネーションをしていることを知ったからです。
言葉で「誰かの役に立ちたい」と言うことは簡単だけれど、それを行動に移すのは、なかなか難しい。
そして実際、それが「誰かの役に立っているのか」知ることは、難しいのではないかと思います。
このヘアドネーションも、自分の寄付した髪の毛がどのような形に加工され、誰の元へ届くのかはわかりません。(トリートメント処理工程などはサイトから閲覧可能です)
それでも、先ほど記載したように、小児癌の子どもたちやメディカルウィッグを必要とする多くの方が存在するのは事実です。
言うは易し行うは難し。
だからこそ、「自分の髪が誰か必要とする人の元へ届けられるのであれば、本当にしてみよう!」そう思い2年間かけて伸ばし続けました。
でも、気をつけなければいけないのが、「良いこと」をしたという気持ち良さから出てくる傲慢さや正義感です。
人は、各々が持つ正義感を振りかざすことにより、時に人のためになることもあれば、大きく人を傷つける事もあります。
みんながみんなそれぞれの正義感を持っているからです。
自分はこんなことをしてやったと仰反るのではなく、「助ける側」「助けられる側」という枠組みから抜け、"自分がしたいからした、ただそれだけ"というスタンスをどこかで持っておくことが大事なのだと、私は考えます。
何より髪の毛を31cm以上切ったことで、頭が軽い!とっても軽いです!(笑)そして、洗うのも乾かすのも楽ちん!使用するシャンプーの量も、トリートメントの量も、水の量も、オイルの量も減って、総じて地球にもエコになりました。
個人的には、ここまで短いショートヘアーは生まれて初めてなので、新しい自分に生まれ変わったような気持ちさえあります。(なんとなく色んなことが前向きに色々チャレンジできるようになっている気がする)
もちろん、みんなにヘアドネーションやボランティアを押し付けたいわけではないです。先ほど書いたように、自分がしてみたい!と思ったことを素直にしてみることが素敵だと、私は思います。
今回も、この記事を見て、もしヘアドネーションに興味をもったり、あなたにとっての何かに繋がることがあれば嬉しいなと思います。
では!明日も皆さんにとって良い日になりますように。
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わこ
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