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2025年のカナダ西海岸の雪の記録と抹茶

この冬は暖冬で雪も降らずに終わるのかと思っていました。
ところが新年になり、旧正月になったと同時に気温も下がりだし雪が降りました。

冬の初めに買っておいた塩が、遂に役に立つとは。
降らずとも傘の用意 利休七則の6ですね。
突然降りだした雪の朝、小学生のように喜んでウキウキ気分で「本日は雪で運転できないので休みます」とスーパーバイザーに連絡したら、「タクシー使ってもいいから出勤して」と言われて出勤になりました。あれ?
カナダの地方は車社会ですし、西海岸は雪慣れしていないので、「雪のため欠勤」は珍しくありませんよ。

それ以降、2週間くらい気温がマイナスの日が続き、うちの電気代は爆上がりしています。この調子だと2月の電気代は3万円ぐらいになりそうです。
卒倒しそうですが、寒いと何もできないので今年は諦めています。

そんな迷惑なんだけど、世の中を一夜にして幻想的な世界に変えてしまった2025年の寒い冬の雪の様子を画像で振り返ってみます。

雪が降った後の住宅街

見慣れた針葉樹の魅力に気づかされる雪化粧

駐車場の雪

これだけ積もった雪も数日したら少しずつ解けていきました。

車も運転できるようになったので、
森の公園に行ってみたらこんな感じになってました。

滝も凍ってなかった

足元は雪でツルツルしてますが、マイナス20度対応のブーツで歩きます。


時々お茶を飲みながら休憩
水音がなかなか気持ちいいです
1時間ぐらいいましたが、その間犬を連れた人2人と犬3匹と会いました

では、湖は?どうでしょう。
こんな感じになってました。いつもと違ってなんかすまし顔。

カッコイイ湖になってる
一面に薄っすらと氷が張ってました
やっぱり雪の針葉樹、いいです。

後日また同じ湖に行ってみました。

すると湖の半分は雪が積もって凍っていましたが、
半分はもう解けていました。


こちら側全面的に凍ってます
まるで合成画像・カチコチの氷

反対側にも行ってみました。
湖をアイシングしたケーキのように雪が表面を覆ってます。
久々の青空!

絶対に歩けるレベルではない氷
お茶を点てていると手がかじかむほどの寒さです。

さらに日の当たる方に行ってみると

雪があるところは普段は砂浜

雪と土が混ざってきました。
右半分は湖の中央から解けていました。

すっかり解けて湖には水鳥たちもいっぱい
雪こそあるけど水面は通常通り
雪や氷の影響で色が青っぽい

日の当たるところは解けるけど当たらないところはなかなか解けません。
それでも雨で随分解けました。

さらに数日後、海へ行ってみました。
この日は日の出を見たかったんですが、曇りでした。

木に積もった雪は解けちゃいましたね。
怖そうな海風を聞きながら朝抹茶

曇りでどんよりした中、抹茶を楽しんでたら小雨が降りだしてきて慌てて撤収して帰りました。

冬は雨か曇りが多い、西海岸側。

たまのお天気の良い日の夕方は普段はあまり見れないものが見れます。
それは本土の残雪の山に反射した夕焼け。
残念ながら、あっという間に消えてしまいます。

この日の海は織物のような色の不思議なパターンを作り出していました。
うっとりしながら観てしまいます。

今年もお騒がせな突然の雪でしたが、大きな被害もなく、雪が降らないと見れない光景を楽しめたのはよかったかな。

皆さんにもカナダ西海岸のバンクーバー島の雪の様子を少しでもお伝えできていっしょに楽しんでいただけたなら嬉しいです。

    出歩いた後の久々の町で唯一の居酒屋風ラーメン屋さん。

二人でラーメンとカツ煮込みと餃子風とオリオンビール、
でチップ込みで日本円約8000円!お気軽には行けないカナダの外食。


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カナダで時々お抹茶(西島わけい)
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