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「私こんなに恵まれてるのに摂食障害なんです」という叫びに対して
ずっと分らなかった。なぜ恵まれて生きてきた私が摂食障害になったのか。
先日誕生日が来て、30歳になった。人生の半分を摂食障害とともに生きていることになる。
食べたくなくなったり、食べられなくなったり、食べないための嘘をつくようになった。16歳、夢中だった。気づいたら体重は15kg落ちていた。か細く、弱く、儚い自分が少しだけ好きになれた。ある日を境に、今度は食べることを止められなくなった。親にバ
フォロワちゃんが北海道から会いに来た
尊い時間に出会ってしまった。
数年前、私は摂食障害のピアサポート(おふたりトーク覚えてる人がいたら古参ファンです)をしていた。毎週のように摂食障害を抱えた子とお話しをして、きっと200人くらいの子と知り合ったと思う。
彼女は当時高校3年生だった。オンラインでお話ししてたときよりも随分と髪は伸びていて、印象が変わっていた。
今何年生だっけ?と聞くと、「大学4年生になりました」と。そりゃ髪も伸び
とある閉鎖病棟からの手紙
わ〜い。このアカウントでnote書くの久しぶりだ!うれしい。残しておきたい印象的なことがあったので書きます〜
とある日。スマホに非通知で電話がかかってきて、普段は出ないのに何故かその日は電話に出てみた。話してみると、電話の相手はピアサポートでよくやり取りをしていた摂食障害の子だった。閉鎖病棟に入院したらしく、スマホが手元にないそう。
「伝えたいことがあって手紙を書きたいから、住所を教えてほしい
摂食障害の発信と支援。無力という力。
摂食障害について発信して6年目になる。
ずいぶんと長い月日が経って、たくさんの人たちと色んな景色を見てきた。「これで生きていこう」と思った日もあれば、「もうやめよう」と思ったことだって何度もある。あれだけ生きる根気を全て摂食障害に注いでいた私が、今の「私のライフスタイルや生きづらさを言葉にすることで誰かのヒントになれるといいね」「そうやって集まった人が訪れられる空間を作りたいな」のようなスタイルに