銀座まるかん「歩き元気」物語
こからは、私の体験談です。そんなの多分、聞きたくない読みたくないと思います。読まなくて良いですよ。
実は、20年ほど前、まるかん商品を取り扱い始めたとき、最初に販売したのが「これ」でした。
その頃の商品名は、たしか「わかさはだかみひざこし命」だったかな?
緑色の袋で、一袋3500円。
これを3つで一月分として販売しました。10500円です。消費税5%でも11025円だったと思います
もちろん自分でも飲んでみました。30粒です。すると、翌日、なんということでしょう! 噂では聞いていた、あの、真っ黒い、、、アレが出ました!びっくり!
(真っ黒な宿便、とかよくいいますが、じつは、古い胆汁が腸壁にこびりついていたもの、というのが今はわかっています。黒く固まってる方もいらっしゃいます。もちろんそこに、吸収されなかった食べ物のかすや、腸内細菌の死骸などゴミが入っていても不思議ではないです。)
腸がキレイでなければ、どんなにいいものを食べても、吸収が悪いので、ミルクオリゴ糖と、ビフィズス菌末が入っています。女性の頑固な便秘が治るほどではないですが、それなりに、かなり、いいものが入っています。それで、出ました。
あんなのが、腸壁に溜まったままでは、ちゃんと栄養を吸収できない。
それでこの配合になっています。
腸の状態は、可視化されています。=あなたも視ることができます。
どうやって?
トイレで。
チェックしてくださいね。イエローオーカーとか、
https://www.i-iro.com/ さんからお借りしました。
蒲公英色 たんぽぽいろ
みたいな、色だったら、大丈夫。赤ちゃんの、みたいな感じですね。
これは、善玉菌優勢のサイン。乳酸菌系がたくさんいます。
注意!は、
便通が良くても、もっと黒っぽい場合は、悪玉菌が優勢になってるサインなので、食物繊維を緊急補充してください。
ただし、焼き肉食べた次の日は、どうしてもダークな色になります。
1食ごとに、腸の状態は変化するので、ご注意ください。
腸の話は長くなるのでこれくらいにして、中身をみていきます。
効果効能ではなく、一般的に、その成分の働きは、知っておいた方が良いですね。食品ですので、添加物の内容とか、場合によっては、毒性も気になります。食品を選ぶときは、お菓子でも、成分素材表示は、しっかりチェックして欲しい。命に関わることですから。
素材
コラーゲンペプチド、ミルクオリゴ糖、米胚芽抽出物、ヒジキ末、塩化ナトリウム(自然塩)、鮫軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)、ビフィズス菌末、明日葉末、蟻粉末、還元麦芽糖水飴、結晶セルロース、グルコサミン(エビ、カニ由来)、乳酸カルシウム、ビタミンC、グルコン酸、クエン酸第一鉄ナトリウム、イノシトール、ショ糖エステル、酸化防止剤(フェルラ酸)、ヒアルロン酸
この順番は、単純に、重さの順番です。
コラーゲンペプチド
は、ご存じコラーゲンのペプチド・・・?ですね。
ペプチドとは、アミノ酸が一本の鎖状につながった集合体の総称です。ですから、くっつくアミノ酸の種類と数によって多様な種類が存在し、それぞれに機能性が生まれたりします。
そして数百~数千がつながると、たんぱく質となり、筋肉や内臓、骨といった組織を構成するようになります。
このつながり(タンパク質=ここではコラーゲン)を、とちゅうでいくつかにカットして、短くしたものが、(コラーゲン)ペプチド。
つまり、ペプチドはたんぱく質とアミノ酸の中間的な存在です。
コラーゲンを含んだ食品を食べると、たんぱく質として胃~腸へ運ばれます。タンパク質そのままでは、分子が大きくて、腸から吸収されません。
そこでペプチドやアミノ酸へ分解され、吸収されます。
それを体内で再び合成することで私たちの筋肉や血液となります。
つまり、分解→吸収→合成というステップで栄養として利用します。
つまり、コラーゲンをちょっと加工して吸収されやすいのがコラーゲンペプチドというかたちのものです。
このペプチド合成(作り方)で、中部大学から革新的な作り方が発表されています。ご興味のある方は、ごらんください。
https://www3.chubu.ac.jp/documents/research/news/25200/25200_79876a816e3608b24cf0cd245a77b4d1.pdf
米胚芽抽出物
これは、軽く流させていただきます。奥深いです。
製品名は米胚芽抽出物ですが、このなかの「SOD様酵素」の働きを目的にしているそうです。
「SOD様酵素」って、なに?
SODとは、スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ(super oxide dismutase)の頭文字で、直訳すると「活性酸素 を 除去 する 酵素」という意味です。
活性酸素は体に必要なものです。
ウイルスや病原体から体り、体内で発生した毒素を排出したりする働きがあり、健康を維持するために必要な物質です。
でも、これが何かの原因(トレス、紫外線、喫煙、不規則な生活や、加工食品の添加物など)で、増えすぎると、老化の促進や体の不調、生活習慣病の動脈硬化やガンなど、あらゆる病気の原因の一つとなるということがわかっているそうです。
なので、活性酸素を取り除いてくれる成分をとると、体の調子が良くなるよ、ということで、銀座まるかんのサプリメントの多くに配合されています。入ってる方が、体の調子が良くなってくるよ、ということです。
ヒジキ末
カルシウムです。
海産物の方が、カルシウムが吸収されやすいよ、って聞いたことありませんか? ひじき、昆布、わかめ、お魚の骨とか。
ヒジキは、カルシウム:マグネシウム=2:1 になっていて、とっても吸収されやすい。加えて、天然のものだから、微量元素も入ってる。ただし、おかずでヒジキをたべても、それほど消化が良くない。なので、ここのヒジキは、腸から吸収されやすいように、細かく粉砕されています。
(丸美屋ののりたまのカルシウムは、カルシウム不足を、少しでも解消しようと作られているそうです。)
鮫軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)
マルハニチロさんのサイトでは、このように書かれています。
(※マルハニチロさんの製品を使用しているかどうかは、全くわかりません。単に、検索で一番わかりやすかった、ということで、引用したまでです。誤解のございませんよう。)
https://www.maruha-nichiro.co.jp/laboratory/report/report04.html
当社ではコンドロイチン硫酸を豊富に含むサメ軟骨抽出物(食品用ChS)を販売しており、様々な効果を検証しております。
その検証事例についてご紹介します。
コンドロイチン硫酸は、生体内でコラーゲンやその他のタンパク質と結合して存在しており、カルシウムの代謝、物質の透過、水分の保持・調節の機能があります。加えて、関節などにおいては物理的な刺激に対する吸収剤としても重要な役割を果たしている成分です。そのため、関節液や皮膚などの結合組織に多く含まれています。
コンドロイチン硫酸は関節痛や肩関節周囲炎(五十肩)、眼角膜の保護などに効果があることから、まずは医薬品として許可され、その後、化粧品や食品添加物、健康食品などにも幅広く利用されています。原料には、牛や豚など哺乳類も用いられますが、現在は主に、サメ、サケ、イカなどの海産物が多く用いられています。
医薬品だったのですね!なるほど!
もうちょい、引用しますね
I. 関節炎に対する効果
食品用ChSを摂取させ、炎症度合いの指標、ならびに足の容積(炎症が強いと足が腫れ、容積が増える)を測定し、炎症が改善するかを検証しました。このとき、よりコンドロイチン硫酸の純度が高い医薬用コンドロイチン硫酸でも検証を行いました。その結果、食品用ChS、医薬用コンドロイチン硫酸のいずれも関節の炎症を抑制する傾向が確認されましたが、食品用ChSはより炎症を抑える効果が高いことがうかがえました。これは、食品用ChSに含まれているⅡ型コラーゲンをはじめとするタンパク質成分のおかげではないかと考えられています。
II. 大腿骨中のカルシウム含量に与える効果
骨粗鬆症モデルにカルシウムのみを混餌にて摂取させた群と、カルシウムに加えて食品用ChSを2 ~8 %混餌にて摂取させた群について、大腿骨中のカルシウム含量および破断力の比較を行ったところ、食品用SCPを摂取させたいずれの群においても大腿骨中カルシウム含量は有意に増加しました。さらに、食品用ChSを8 %摂取させた群においては有意に大腿骨の破断力が増加しました。これらの結果から、食品用ChSを摂取することで骨中のカルシウム蓄積が促進され、さらに骨強度が増加する可能性が考えられました。
関節炎に対する抗炎症効果に加え、カルシウム蓄積効果があることから、食品用ChSは骨関節疾患に有効であると考えられています。
III.美容効果
食品用ChSを継続摂取させたところ、肌の真皮層のうちコラーゲン層が厚くなり、肌に対して好ましい影響を与える可能性が考えられました。食品用ChSにはコラーゲンも豊富に含まれているため、両者の組み合わせが肌に好ましい影響を与えた可能性も考えられます。
IV.血清尿酸値に対する効果
食品用ChSに関する新しい研究として、血中尿酸値を下げる作用を確認しています。研究の結果、食品用ChSに含まれるペプチドが尿酸の代謝系に作用することで尿酸値の低下作用を示すことを解明しました。
まさか、尿酸値についての効果まであるとは、びっくりです。
尿酸といえば、痛風ですよね。いいですね!
明日葉末
これもよくわからないので、旬の食材百科フードリンクさんのサイトをご覧ください。すごく参考になるサイトです。以下引用
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/ashitaba2.htm
■アシタバに含まれる主な有効成分とその効用
●がんの予防や整腸効果が期待
切ったあしたば(明日葉)から出てくる粘り成分にはカルコンと呼ばれるフラボノイドが含まれており、これには強い抗酸化作用やがんを抑える作用があるといわれています。更に、同じく含まれているクマリンと共に抗菌作用も強い成分です。
●アルツハイマーの予防にも
クマリンには抗菌作用のほか、アルツハイマーの予防にも効果があるとされています。
●ほうれん草より多いβカロテン
あしたば(明日葉)にはほうれん草やあのケール以上にβカロテンが非常に多く含まれています。βカロテンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
●美容にも良い!?
食物繊維はなんとほうれん草やケールのほぼ2倍も含んでおり、シミ・そばかす対策にも効果的に食物繊維を摂れます。
引用以上
足らない栄養補給、ということでしょう。
次の蟻粉末とおなじく、たとえば、骨粗鬆症とか、関節の痛みとかを、病院で治療するにしても、体が元気な方が、早く治るそうです。
それで、いろいろ入っている。なるほど!
蟻粉末
こんなの普段食べません。
虫は、蜂の子はたべたあことがありますが。
では、和漢薬の専門店のサイトから。
ここの蟻かどうかは、全くわかりません。ご理解ください。
いちど、蟻ではないですが、このお店で、何かの粉末を買ったことがあります。自分でカプセルに詰めて飲んでいました。なかなか面白いのですが、面倒でした。
蟻で体を元気にしていこう、という心で、配合されているようです。
最初に書いたように、実は、この「歩き元気」、発売から20年以上経っています。うちのベストセラーです。3~4回、モデルチェンジをしました。薬機法による、表記変更と、成分変更です。
最初の頃、その頃は「ひざこし命」だったかな、これを飲み始めると、体がだるくなってしまう、というかたが何人かいらっしゃいました。たぶん、足りない栄養が入ってきて、代謝が上がってくると、まるで隠れていた疲れが表に出てくるような感じでした。春になると、気温が上がって、眠くなる、という感じ。わかるかな!?
中には、数日寝込んでしまう方もいらっしゃいました。
どう見ても、疲れているような方です。
そんな方には、「すごい元気の素」とか「毎日パワー」を併せのみしていただいていました。
それが、「蟻粉末」が入ってからは、全くなくなり、ひざの痛み、腰の痛みの回復が、早くなってきました。「蟻」、すごいです!
還元麦芽糖水飴
これは製造上の都合により、入れるもののようです。主にお菓子に入っています。サプリメントでは、たとえば、カプセルへの充填がスムーズになるよう入れられます。ここでは、結晶セルロースと同じように錠剤にしやすいように、使われるようです。
グルコサミン(エビ、カニ由来)
グルコサミンには、炎症による痛みを鎮める効果があります。グルコサミンは、単純に軟骨成分の原料となるだけではなく、軟骨の代謝を調節して軟骨修復を促したり、痛みがある部位で起こっている炎症を鎮めるはたらきがあることなどが確認されています。
こちらを参考にしました。↓
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、1gで6リットルもの水分を保つ、優れた保水力を持つ成分です。
目や肌の潤いに働きかけ、関節では潤滑油のような役割を担っています。
ドライアイの予防や改善、肌の乾燥予防や改善に効果的な成分として知られています。
ヒアルロン酸は、ムコ多糖類というねばねばとした物質で、主に、皮膚の表皮、真皮、軟骨や目の硝子体に存在しています。その驚異的な保水力を発揮することにより、各部位で潤いを保つ役割を果たしています。
ヒアルロン酸注入つまり注射で有名ですね。潤いです!
このような成分を、一つのサプリで摂れるので、おすすめします。
私は、迷ったら、「歩き元気」をおすすめしています。
1日30粒、とちょっと多い量ですが、2~3回に分けてもOK。
おかずのつもりで飲んでいただいています。
調子が良くなった、いい人は、20粒にしても良いですが、疲れたな、風邪引きそうだな、というときは、30~60粒に増やしてみてください。
カルシウム、コラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸といった骨肌関係栄養だけでなく、腸を含めた全身のケアに良いと思います。
もちろん、体で気になる場所は人によって違いますので、迷ったら、相談してみてください。