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固定概念の執着から離れる #23 断捨離
情報量は、過去10年で500倍以上に増加したと言われています。
また、現代の1日に接する情報量は、平安時代で一生分、江戸時代で一年分とも言われています。
そのため、企業であれば、経営資源の定番であるヒト、モノ、カネに、知識や情報などの知的資産を加えるようになりました。
もちろん、その情報の全てが有益なものではありません。
そのため多くの情報を如何に取捨選択できるかが重要となります。
断捨離という考え方があります。
物を捨てられずに溜め込む性格の方が部屋が片付かないと嘆く。
さらに、それを片付けるために収納家具を買い足しては、部屋が狭いと嘆く。
断捨離とは、要らないモノを捨てる片付け術のことです。
提唱者の沖正弘氏 曰く、その思想は、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとするヨガの三行にあるそうです。
1. 断行:入ってくる不要な物を断つ。
2. 捨行:不要な物を捨てる。
3. 離行:物への執着から離れる。
断捨離の思想は、人間形成や成長、更には仕事にも活かせると思います。
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人は、インプットとアウトプットの繰り返しで成長します。
バランス的には、常にアウトプットを先行させ、インプットできるスペースを確保しておくべきかと思います。
ところが、人は誰でも、現状を現状のまま維持したいと思う無意識の欲求(現状維持バイアス)があるのだといいます。
すると、不要であるにも関わらず、固定概念から執着して捨てることができません。
そうなると当然、新たにインプットできるスペースを確保することができなくなってしまいます。
その意味でも、如何にして、この執着を解き、固定概念から解放するかが大切になってきます。
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「ふるいものを出さなければ あたらしいものは入らない」みつを
人が成長するためには、常に新しい行動が必要です。
そのためには、凝り固まってしまった心を開放し、新しい情報を受け入れることができる備えが必要です。
常にアウトプットとインプットの繰り返すことが非常に大切であると考えます。
但し、今、手をつけないからと言って完全に手放す必要はないとも思っています。
私は、記憶のロジックや時間管理マトリクスを参考にして分類しています。
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・重要で緊急なことを短期案件
・重要だけれど緊急ではないことを長期案件
・重要になる可能性があることを資産案件
直ぐに取り組むべきは短期案件として優先的に取り組みます。
しかし、緊急ではないものの重要な長期案件にこそ高い価値がある可能性があります。
よって、常に、短期案件と長期案件の入れ替えを検討しています。
更に、重要とは言い切れるないものの、気になる案件は、資産案件として外部に記録しておきます。
資産案件は、頻繁ではないものの定期的に確認し返すようにしています。
その意味からも、本当に捨てるのは今は当然ながら将来的にも重要になるとは思えない案件です。
翻せば、例え緊急であったとしても、重要でないと考える案件は、一刻も早く捨てることを検討すべきかと思います。