【実食レポ】 「川上屋」(岐阜県中津川) 栗羊羹
「川上屋」さんは。さまざまな栗のお菓子を販売する中津川のお店です。
栗の季節(9〜12月)は、百貨店に置かれることも多いので、手に入れるチャンスも多くなります。
「栗きんとん」が特に有名ですが、今回は「栗羊羹」をいただきました。
栗きんとんは、「川上屋」さんと「すや」さんのどちらかが好きという人が多いような気がします。
どちらも中津川の代表的な歴史のあるお菓子屋さんですね。
シンプルな箱入りの栗羊羹は、手に取るとずっしり。
原材料は、砂糖(国内製造)、蜜漬栗、小豆、寒天です。シンプル!
「国内産の小豆によって仕上げたこし餡にふくませの栗を混ぜ、煉り上げた羊羹です」
つまり、寒天がはいる、いわゆる煉羊羹ですね。
ここで羊羹のおさらい
羊羹は大きく分けると「蒸し羊羹」「水ようかん」「煉羊羹」にわけられるのかなと思います。
一番古くからある「蒸し羊羹」は、小豆の漉粉、小麦粉、葛粉、砂糖などを混ぜ蒸したもの。
「水ようかん」は、小豆の漉粉、砂糖を寒天でかためたもの。
「煉羊羹」は、小豆の漉粉、砂糖を寒天で煉かためたもの。
煉羊羹は日保ちが長いこともあり、現在最も作られている羊羹タイプです。
↓ 羊羹についてはこちらの本が参考になります
川上屋さんの栗羊羹は、蜜漬けの栗が使われている煉羊羹なので、秋だけでなく通年販売商品です。
羊羹の上部に栗をまとめたようなデザイン?もよくみますが、こちらは満遍なく入っているタイプ。
なので、どこをいただいても栗が入っています。
小豆部分は甘さ控えめで、ホクホク感がちゃんと残った栗があまくて幸せ。
厚めに切っても美味しいのですが、予想外に気に入ったのが薄〜く切っていただく方法。(ペロンとするくらい)
甘さのバランスが好みでした。
しっかりパッキングされているので、未開封なら日持ちは20〜40日(時期によって異なります)。
美味しい濃いめのお茶を用意したくなる羊羹です。
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ところで、中津川の栗のお菓子を知った頃、私の中で区別がついていなかったのが、こちらの「川上屋」さんと、「恵那川上屋」さんです。
恵那川上屋さんも、百貨店で販売されているし、SNSでも積極的に発信されていて、「川上屋」繋がりでごっちゃになっていました。私だけですかね?
恵那川上屋さんの創業は1964年で、栗きんとんから洋菓子までいろいろと作られています。
個人的なモヤモヤが解決!